後頭部のズキッ、ズキンとした痛み。後頭神経痛とは。

こんにちは、毎日頭痛外来をしている福岡県糟屋郡新宮町の「しろうず脳神経外科」です。

 

後頭部が突然ズキッと痛むことがありません。

それは後頭神経痛かもしれません。今回は後頭神経痛について説明していきます。

後頭神経痛とは

 

症状

・後頭部から側頭部、耳の後ろにかけての領域で発生する。

・一時的にズキッと鋭く走ることが多い。

「針で刺されるような」「電気が走るような」「ビリビリする」と表現される鋭い痛み。

・発作は数秒から数分間持続して、何回も繰り返されることが多い。

・通常は左右どちらか片側にのみ痛みを感じる。

・頭皮や髪を触ることで痛みを誘発することがある。

・夜中も頭痛が起こり、寝ることができないことがある。

 

原因

後頭神経痛は、後頭部を通る神経が何らかの理由で刺激を受けることで発症します。

後頭神経は大後頭神経小後頭神経第3後頭神経に分かれます。

大後頭神経は首の骨から出て、頭の後ろから頭頂部までの感覚を担当します。

小後頭神経は耳の後ろから側頭部(こめかみ)の感覚を、第3後頭神経は首の付け根から耳の下にかけての感覚を担当します。

具体的な原因としては、長時間の不良姿勢(猫背やスマホ首)筋肉の緊張ストレスによる影響が挙げられます。また、スポーツや日常生活での怪我寝違え首を長時間同じ姿勢で固定することが痛みを引き起こすこともあります。

 

治療

〇多くの場合は一過性で、数日~数週間で症状が改善します

〇ロキソニン、イブ、カロナールなどの鎮痛薬が効きにくい場合が多いです。

〇三叉神経痛に使う抗てんかん薬が神経痛に効果がありますが、眠気などの副作用が出ることがあります。

 

帯状疱疹や椎骨動脈解離など似たように後頭部痛が生じる場合があります。

頭痛が持続する際は当院へお気軽にご相談ください。

 

2026年02月07日