診療案内

このような症状やお悩みはありませんか?

  • 頭が痛いのが続く
  • めまいがする
  • ろれつが回らない、言葉が出づらい
  • 手足が痺れる、動かしづらい
  • 吐き気や嘔吐がある
  • 物が二重に見える
  • 視野が欠けて見える
  • 耳鳴りがある
  • 食欲不振
  • 物忘れが増えた、または物忘れを家族に指摘される

MRI検査

脳の病気は予防と早期発見が非常に重要です。そのため、すぐに診断できるよう受診した当日にMRI検査による診断を行います。
当クリニックでは、高性能の1.5テスラMRIを導入しており、総合病院と同レベルの精細な画像を撮像することができます。また、記憶や学習をつかさどる海馬体積を測定するVSRADを導入しており、脳の萎縮の程度をみることも可能です。
狭いところが苦手などの不安がある方でも、スタッフが丁寧にサポートいたしますので、遠慮なくお尋ねください。
また、検査報告書を一人一人作成して渡しております。帰宅後も家族と一緒に確認して情報を共有することで家族とともに治療に向けて歩みだすことができます。

頭痛

誰しも頭痛は経験したことがあると思います。頭痛薬もたくさん薬局で見ることからも頭痛で悩んでいる方は多くいらっしゃることでしょう。頭痛の多くは脳の明らかな異常がないのに起こる一次性頭痛です。しかし、くも膜下出血や脳動脈解離、脳腫瘍など命に関わるような二次性頭痛が隠れていることもあります。いつもと違う頭痛や、いままで経験したことのない頭痛があった場合は注意が必要となります。
慢性の頭痛でも、つらい頭痛で仕事や家事などができないほどの方もいらっしゃいます。頭痛の中で多いものとしてはズキンズキンと脈打つような痛みが出る片頭痛、肩こりや首こりからくる締め付けられるような痛みの緊張型頭痛です。頭痛で日常生活に支障が出るような場合には、専門的な治療が必要となります。市販の鎮痛薬を多種類飲んだり、時間をあけずに飲んだりすると頭痛を長引かせたり、胃潰瘍などの胃腸障害を引き起こすこともあります。医療機関でしか処方できない薬もあるため、頭痛でお悩みの方は、気軽に当クリニックまでご相談ください。
頭痛

考えられる疾患

  • 一次性頭痛:片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛など
  • 二次性頭痛:くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍、髄膜炎、脳動脈解離など

片頭痛

女性に多く、月〜年に数回不定期に起こる頭痛です。片頭痛の人口は10人に1人と言われています。最も頻度の高い30歳女性では約20%に達すると言われており、決して特別な病気ではありません。医療機関でしか処方できない薬もあるため、片頭痛でお悩みの方は、当クリニックまでご相談ください。
片頭痛

めまい

めまいと言っても、症状や原因は、耳鼻科的な疾患からくるもの、循環器によるもの、頭痛に伴うめまい、心因性など人によってさまざまです。めまいの原因が脳血管障害の場合は、早めの治療がとても重要になってきます。めまいが続く場合や、治療しても治らない場合、頭痛と伴うめまいなどの場合は、一度当クリニックまでご相談ください。
めまい

認知症・もの忘れ

加齢とともに、もの忘れがひどくなり、認知症になってしまったのではと不安になることがあるかもしれません。老化に伴うもの忘れは、自覚があり、日常生活では支障がありません。当クリニックでは詳細な問診、質問によるテスト、さらにMRIでVSRADを測定することで脳の萎縮度を調べ、認知症診断を行っています。ご自身やご家族のことで、心配なことがありましたら、ご相談ください。
認知症・もの忘れ

手足のしびれ

しびれといっても色々な訴えがあります。「ジンジンとする」「ビリビリとする」「触っている感じが鈍い」「冷たい感じがわからない」「感覚がない」などさまざまです。急にそのような症状が出ると、脳の病気ではないかと慌てて受診される方が多くいます。しびれの原因となる部位としては、脳、脊椎・脊髄、顔・手足の末梢神経などがあります。脳の病気の場合もありますが、多彩であり、すぐに診断がつかない場合もあります。
特に突然起こったしびれは脳の病気の可能性が高いため、一度当クリニックまでご相談ください。
手足のしびれ

原因

  • 脳の病気:脳卒中(脳梗塞、脳出血)、脳腫瘍など
  • 脊椎・脊髄の病気:変形性頸椎症、頸椎椎間板ヘルニア、後縦靱帯骨化症、腰部脊柱管狭窄症、脊髄腫瘍、脊髄炎など
  • 末梢神経の病気:手根管症候群、肘部管症候群、胸郭出口症候群、糖尿病性末梢神経障害、多発神経炎など

脳血管障害(脳卒中)

脳卒中とは、脳の血管に障害が起こり、脳が正常に働かなくなった病気の総称です。脳卒中は主に、脳内の血管が裂けて出血を起こす「脳出血」「くも膜下出血」と、脳の血管が詰まってしまう「脳梗塞」に分けられます。
急に手足に力が入らなかったり、手足がしびれる、ものが二重に見える、言葉がうまく出てこないなどの症状がみられた際は、当クリニックまで相談ください。
脳血管障害(脳卒中)

頭部外傷

普段生活している中で、棚で頭を打ったり、スポーツで頭を打撲することはあると思います。大抵の場合は問題ありませんが、命に関わったり、後遺症を残す出血を来す場合があります。ひとつ大事なことは頭部打撲した際に意識や記憶がはっきりしているかどうかです。打撲時は大丈夫そうに見えても後から起きる脳出血もあるため、打撲してから24時間以内は注意して様子をみることが大切になります。下記に示すような危険な前兆症状がみられる場合はすぐに受診する必要があります。また、頭の皮膚は血流が豊富であるため、傷ができると、他の部位よりも出血が激しくなります。血が止まらなかったり、傷口が感染してしまう可能性もあるため、頭に傷ができた場合は当クリニックへご相談ください。

危険な前兆症状

大人の場合

  • 意識がもうろうとする
  • 強い頭痛がひどくなる
  • 数回の嘔吐
  • 手足のしびれや麻痺
  • 数ヶ月以内に頭を打撲した後、頭痛やめまい、片麻痺

子どもの場合

  • 泣かずにぐったりしている
  • すぐに寝入ってしまう
  • けいれんする
  • 数回の嘔吐
  • 手足の動きがいつもと違う
  • 意識がもうろうとして反応が悪い

顔がピクつく

病気によって、顔の片方が自分の意思とは関係なく発作的または持続的にピクつくことがあります。会話や食事の際にこのように顔がピクついていると人前に出にくくなったり、食事が食べづらくなってしまいます。

考えられる疾患

ベル麻痺(顔面神経麻痺)、顔面けいれん、三叉神経痛、帯状疱疹、ハント症候群など

顔面けいれん

片方の顔面(眼の周り、口の周り)が発作的、持続的にピクつく病気です。顔面神経という脳神経に屈曲や垂れ下がった脳の動脈が接触することで刺激されて顔面けいれんが起きます。命に関わるような病気ではないですが、人前で話したりする際に顔が勝手にピクピク動くため、治療を希望する方もいます。顔面けいれんの治療は、内服薬が効かないことが多く、ボツリヌス毒素の皮下注射での治療や、脳神経外科で手術を行なって接触している血管をずらすことで治すことができます。顔面けいれんが気になる方は当クリニックまでご相談ください。

三叉神経痛

片側の顔面(頬や顎)にビリッとした電気が走るような電撃痛が走るのが三叉神経痛です。三叉神経痛はトリガーポイントという引き金が存在しており、顔を洗ったり、歯を磨いたり、食事でものを噛んだりした際に電撃痛が走ります。中には風が当たるだけで痛みが走ったり、歯が痛むこともあるため、間違えて歯科で歯の治療を受けても改善しないとのことで受診する方もいます。原因としては三叉神経という脳神経に脳の動脈が接触、刺激することで起きます。非常に耐えづらい痛みであり、引き金となる行為(物を食べる、歯を磨くなど)が怖くてできなくなります。治療としてはカルバマゼピンというてんかんに使われる薬が有効となります。量を増やしても効かなかったり、副作用が強く出てしまう場合には、脳神経外科で手術を行なって接触している血管をずらす治療が必要となることがあります。診断にはMRIが必要であり、内服薬で手術をしなくても完治する方もいますので、一度当クリニックへご相談ください。

ベル麻痺(顔面神経麻痺)

顔面神経麻痺の原因として最も多く、約70%を占めます。ある日突然片方の顔面のゆがんでしまいます。また、目や口をしっかりと閉じることができず、片方の口角からよだれが垂れたり、水を飲む時にこぼしたりします。検査をしても明らかな異常はみつからず、原因としては単純ヘルペスウイルスが関係していると言われています。疲れやストレスで免疫が落ちると、ヘルペスウイルスが暴れ出して神経を障害します。

ハント症候群

顔面神経麻痺の原因として2番目に多いのが、ハント症候群で約20%を占めます。原因としては水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化することで生じます。顔面神経麻痺の他に、耳の付近が赤くなったり、耳に水疱ができます。顔のこわばり、顔面痙攣などの後遺症を残すこともあります。

帯状疱疹

主に子どもの頃に水痘・帯状疱疹ウイルスに初めて感染すると、水ぼうそうを発症します。そして、水ぼうそうが治った後も、ウイルスは脊髄から出る神経節という部位に潜んでいます。普段は体の免疫力によってウイルスの活動が抑えられているため発症することはありませんが、免疫力が低下するとウイルスは再び活動、増殖し始め、帯状疱疹としてあらわれます。60歳代を中心に50-70歳代に多くみられる病気ですが、過労やストレスが引き金となり若い人に発症することも珍しくありません。症状としては、片側の前額部からこめかみにかけて鋭い激痛を感じます。痛みから数日遅れて疼痛部位に一致した発疹がみられます。発疹が改善しても痛みが残存する場合があります。

閃輝暗点

急に目の前がキラキラとしたらびっくりしますよね。どうしたらいいのかわからず焦る方も多いのではないでしょうか。
閃輝暗点が起こった時は、どのような症状かによって考えられる原因が異なります。頭痛がなく、症状が一時的な場合は、特に治療の必要がないことも多くあります。症状が治るとつい放置してしまいがちですが、何らかの疾患が潜んでいる場合も考えられます。
頭痛を伴う場合、その他の症状(手足のしびれ等)が出た場合は、脳神経内科・脳神経外科がある病院を受診してください。閃輝暗点が何らかの前駆症状として発生している可能性があります。MRI検査などでその原因を突き止め、治療しないことには閃輝暗点の症状も改善しません。頭痛がない場合でも、まずは受診してご相談いただくことをおすすめします。
当院は毎日頭痛外来を行っております。当日のMRI検査も可能ですので、迷われた際はお気軽にご相談ください。

症状

閃輝暗点は脳血管の収縮、拡張によって生じます。視覚野と呼ばれる視覚を司る血管の血流が、一時的に悪化して解消した際に、視覚異常として症状が現れます。
症状としては、突然視野の真ん中あたりにキラキラした点が現れ、ギザギザした光の波が広がっていきます。10〜20分くらいでギザギザがなくなることが多いとされています。
その症状は目を閉じたら治るわけではなく、目を閉じても見えます。その症状が治まると片頭痛が起こることが多く、頭が重いという程度から嘔吐を起こすほどひどい頭痛が起こることもあります。

片頭痛の前兆としての閃輝暗点

閃輝暗点がよく知られている原因として、片頭痛の前兆があります。この場合の閃輝暗点は通常10〜20分くらいで回復します。その後片頭痛がみられるという形になります。なので、閃輝暗点がそれ以上持続する場合は、他の原因を疑っていかなければなりません。

考えられる重篤な疾患

頭痛を伴わない閃輝暗点は、まれに脳梗塞、脳腫瘍、一過性脳虚血性発作などの重篤な疾患の場合があります。
以下のような場合は注意が必要です。すぐに脳神経外科・脳神経内科での精査を行う必要があります。
  • 症状の持続時間が長い
  • 極端に短い
  • 暗点がはっきりとしている
  • 発症の頻度が増える
当院は予約不要でMRI検査を受けることが可能です。お悩みの際はお気軽に当院までご連絡ください。

脳梗塞

閃輝暗点は後頭葉という視野を担当する脳の一部が障害されることで起こります。そのため後頭葉で脳梗塞が起きた場合は、同様に閃輝暗点がみられます。その際、通常の片頭痛の前兆と違い、症状の持続時間が長かったり、視野が欠ける・暗点がはっきりしているなどの症状が出ます。

脳腫瘍

後頭葉に腫瘍がある場合、閃輝暗点が生じることがあります。腫瘍はなくなることがないため、閃輝暗点が繰り返し起こる場合などは、すぐに病院で精密検査を受けましょう。

一過性脳虚血発作

脳梗塞の前兆として生じる一過性脳虚血発作でも同様のことが言えます。一時的に虚血になることで閃輝暗点が生じるため、一過性脳虚血発作でも閃輝暗点が生じます。閃輝暗点以外にも運動麻痺や感覚障害が生じることがあるため、いつもと違うと感じる際は、すぐに病院を受診しましょう。

閃輝暗点の対処法

閃輝暗点が起きた時の対処はまずは安静にすることです。
その後に頭痛や吐き気が起こると予想される時は、鎮痛薬や制吐剤を服用するとよいでしょう。

片頭痛を和らげるには

  • 入浴を控える
  • 部屋を暗くして光や音などを避けて安静にする
  • 痛む部分を氷等で冷やす
  • カフェインを摂取する(飲みすぎに注意)
片頭痛を起こさないように心がけることも重要です。
規則正しい生活とバランスがとれた食生活に気をつけ、ストレスや疲労をなるべく避けるようにしましょう。

迷走神経反射

電車に乗っているときや、学校で立って話を聞いているときなどに血の気が引く感じがあって倒れてしまうことがあります。
それは迷走神経反射が起こっていると考えられます。

迷走神経反射とは

迷走神経というのは自律神経の一つの副交感神経に含まれます。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」にわかれます。
交感神経は血圧を上げたり、心拍数を上げたりする働きがあります。
副交感神経は逆に血圧を下げたり、心拍数を下げたり、消化管の働きを活発にする働きがあります。
血管迷走神経反射とは、この副交感神経の働きが不適切な時に起きてしまうものです。
ストレスがかかると通常は交感神経の働きが活発化します。しかし、ストレス時に副交感神経の働きが活発になることがあり、これを血管迷走神経反射といいます。これにより、心拍数が減少したり血圧が低下したりして脳が貧血状態となります。その結果、血の気が引く、気分が悪い、冷や汗、めまいなどの症状が数分間続き、最終的には失神に至ります。失神は体を動かしている時や寝ている姿勢で起こることは少なく、立位や座位で同じ姿勢を維持しているときに発生しやすいです。

原因となる主な要因

痛み、恐怖、ストレス、疲労、環境(人ごみの中、閉鎖空間)などが挙げられます。
そのほか脱水や塩分制限、飲酒、薬(α遮断薬、硝酸薬、利尿薬、カルシウム拮抗薬など)が誘因になることもあります。

血の気が引く原因となる他の疾患

貧血

一般的にいう貧血とは違い、脳貧血のことを指します。
脳貧血の原因として起立性低血圧が挙げられます。起立性低血圧とは、寝ている状態から立ち上がったときに、収縮期血圧(最高血圧)が20mmHg以上、拡張期血圧(最低血圧)が10mmHg以上低くなる場合のことを指します。
貧血は、本態性と症候性に分類され、本態性は原因となる病気がないにも関わらず起立性低血圧が起こることを指します。症候性は、糖尿病やパーキンソン病、多系統萎縮症、アルコール依存症、脱水症などの病気が原因となって起立性低血圧が起こることを指します。まれに潜在的に癌があり、腫瘍に随伴して起立性低血圧が起こることがあります。

自律神経失調症

自律神経を構成する交感神経と副交感神経の2つの神経のバランスが保たれている状態が正常となります。
しかし、ストレスが心身に影響を及ぼすと、この2つの神経のバランスが崩れ、不調となります。これが、自律神経失調症となります。
自律神経失調症の症状は、大きく分けて身体的症状と精神的症状の2つがあります。
身体的症状
自律神経失調症の主な身体的症状の一つが手足のしびれとなります。
ストレスの蓄積によって筋肉の硬直や血行不良を引き起こし、結果としてしびれ症状を出現させます。
しびれ以外にもめまい・耳鳴り、立ちくらみ、息切れ、慢性的なだるさ、便秘・下痢、手足の震え・しびれ、睡眠の質の低下、肩こり・頭痛などの症状が一時的ではなく、慢性的に発生します。その身体的症状の一つに血の気が引く感じがみられることがあります。
精神的症状
自律神経失調症の精神症状は、パニック障害・不安障害・不安神経症などと症状が似ています。
イライラ、不安感、落ち着きがない、情緒不安定、やる気が起きない、緊張状態などの症状が出現します。
また、精神的症状が悪化すると、うつ病の併発リスクが高まります。

更年期障害

更年期になると、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が低下してしまいます。脳の視床下部からはエストロゲンを出してと指令しても、エストロゲンが出ないため、脳に混乱が生じて、自律神経のバランスが崩れてしまうことで精神症状が起こるとされています。
さらに、更年期の女性は、仕事や育児、介護など生活環境が大きく変化する時期でもあるため、精神的不調をきたしやすいのです。更年期障害ではさまざまな症状が現れ、その中の一つに血の気が引く感じが挙げられます。

起立性調節障害

起立性調節障害は自律神経がうまく働かなくなることで起きる病態です。
自律神経には血管の太さを縮めたり、拡張させたりする働きがあり、血管を収縮させて足の血液を心臓に押し戻す役割を果たしています。この自律神経がうまく働かなくなってしまうと、起立時に血管が十分に収縮できず、足に溜まった血液を心臓に押し戻してくれなくなり、脳への血流を十分に維持することができなくなります。その結果、血の気が引く感じが出現します。

パニック障害

パニック障害にはパニック発作、予期不安、広場恐怖という3つの特徴的な症候があります。
パニック発作
パニック発作の特徴は、前ぶれのない突然の発作が起こることです。多くの場合10分以内でピークに達し、通常30分以内でおさまります。症状としては、胸がドキドキする、冷や汗をかく、身体や手足の震え、呼吸が早くなる、息が詰まる、胸の痛みや不快感、吐き気、めまい、ふらつき、非現実感、死の恐怖、しびれやうずき感などが挙げられます。
予期不安
パニック発作を一度経験すると、またあの恐ろしい発作が起きるのではないかという不安感が生じます。パニック発作にはこの予期不安が必ず伴い、発作を繰り返すほどにこの不安がさらに強くなっていき症状を悪化させていきます。
広場恐怖
パニック発作を経験した人が特定の場所や状況を避けるようになることを広場恐怖といいます。過去にパニック発作の起きた場所で、もう一度そこへ行くと発作が起きるのではないかと思い、避けるようになります。

迷走神経反射の治療

血管迷走神経反射では、誘因となるものを避けることや、失神を回避する方法などの生活指導が基本となります。
また、誘因となる薬剤を使用している場合は、その薬剤の減量または中止を検討します。
その他の治療としては、起立調整訓練法、薬物療法、ペースメーカー治療などがあります。
血の気が引いて意識が遠のくような症状がみられる場合、脳腫瘍などが原因となっている可能性もあるため、一度当院までご相談ください。

生あくび

眠気を感じないのにあくびが出ることはないですか?
それは生あくびと言い、身体の健康に関する警告かもしれません。

生あくびと普通のあくびの違いは?

一般的に”あくび”は、眠い時や退屈な時に出る生理現象のひとつです。
あくびは、疲れている時や退屈を感じている時、眠い時など副交感神経が優位な時に出やすいとされています。逆に何かに集中していたり、活動的な時には交感神経優位になっているため、あくびは出にくくなります。
しかし、副交感神経優位な時に出やすいあくびに対して、交感神経優位な時に出やすいあくびがあります。これが生あくびです。
緊張やストレスが多い時などの防御反応として出ることもありますが、脳梗塞や貧血など治療が必要な病気が潜んでいる時にも出るため、注意が必要です。

生あくびの原因

最も多いあくびの原因は睡眠不足ですが、まれに病気や体の異常によって生あくびが症状として出ることがあります。
生あくびだけが起こることはあまりありませんが、生あくびが発生する原因に関しては3つの説が提唱されています。

脳内の酸素不足

1つ目は、何らかの原因で脳内が酸素不足に陥った場合に、その酸素不足を改善させる目的であくびが出てくるという説です。
これはあくびをすることで一度に大量の空気を吸い込み、血中の二酸化炭素の濃度を下げて、酸素濃度を高める作用があると考えられています。脳内の酸素不足が長期に継続すると、心臓や脳といった重要な臓器に十分な酸素が供給されず、酸素欠乏症を起こすことがあります。酸素欠乏症になると、脈拍数増加や呼吸数増加、集中力低下、筋力低下、頭痛、耳鳴り、悪心、吐き気など、さまざまな症状が現れます。

脳の温度調節

2つ目は、脳が高温になりすぎると機能障害が起こることがあり、外気を取り込んで脳の温度を下げて、脳を保護しているという説です。

脳のリフレッシュ

3つ目は、あくびをすることで脳に覚醒を促しているという説です。
あくびをするときは大きく口を開けることが多いと思いますが、この動作によって頸動脈や頸静脈が圧迫されて脳がリフレッシュします。緊張している時や退屈な時などは、あくびをすることで脳がリフレッシュを求めるのです。

生あくびと関連する疾患

生あくびが頻繁に出るようになった時に、疑われる病気には次のようなものがあります。

貧血

貧血は、鉄分不足やビタミンB12、葉酸などの不足により、血液中のヘモグロビンが少なくなった状態のことです。脳の酸素量が減るため、あくびが出やすくなります。
そのほかにも立ちくらみやめまい、息切れ、ふらつき、頭痛、胸の痛みなどの症状が起こります。

自律神経失調症

自律神経を構成する交感神経と副交感神経の2つの神経のバランスが保たれている状態が正常です。しかし、ストレスが心身に影響を及ぼすと、この2つの神経のバランスが崩れて不調となり、これが自律神経失調症です。
自律神経失調症の症状は、大きく分けて身体的症状と精神的症状の2つがあります。
身体的症状
自律神経失調症の主な身体的症状の一つが手足のしびれとなります。ストレスの蓄積によって筋肉の硬直や血行不良を引き起こし、結果としてしびれ症状を出現させます。しびれ以外にもめまい・耳鳴り、立ちくらみ、息切れ、慢性的なだるさ、便秘・下痢、手足の震え・しびれ、睡眠の質の低下、肩こり・頭痛などの症状が一時的ではなく、慢性的に発生します。
その身体的症状の一つに生あくびがみられることがあります。
精神的症状
自律神経失調症の精神症状は、パニック障害・不安障害・不安神経症などと症状が似ています。
イライラ、不安感、落ち着きがない、情緒不安定、やる気が起きない、緊張状態などの症状が出現します。
また、精神的症状が悪化すると、うつ病の併発リスクが高まります。

睡眠時無呼吸症候群

生あくびが出る原因として睡眠の質から考えられるのが睡眠時無呼吸症候群です。
睡眠時無呼吸症候群(SAS: Sleep Apnea Syndrome)とは、主に睡眠中に空気の通り道である上気道が狭くなることによって無呼吸状態(10秒以上呼吸が止まること)と大きないびきを繰り返す病気のことです。成人男性の3〜7%、成人女性の2〜5%程度に見られる比較的頻度の高い病気となります。
無呼吸は脳の酸素不足を引き起こします。睡眠時無呼吸症候群は寝ている間だけではなく、日中の生活においてもさまざまな症状が出現する危険性があります。

脳疾患

脳疾患として生あくびに関係するものに脳梗塞や脳腫瘍があります。
脳梗塞は、何らかの原因で脳動脈が詰まってしまい、その結果、脳細胞が壊死してしまう病気です。
脳腫瘍は、頭蓋骨の中の脳にできる腫瘍の総称で、各部位からさまざまな種類の腫瘍が発生します。頭蓋骨の中は閉じられた空間のため、腫瘍によって脳が圧迫されて機能障害を起こします。脳腫瘍は悪性のものだと、5年生存率が50%を切る恐ろしい病気です。
脳腫瘍によって血管が詰まりやすくなり、脳梗塞を発症するリスクを上げる可能性もあります。
脳梗塞・脳腫瘍のいずれにおいても、体の左右どちらか一方に力が入らなくなったり、呂律が回らなかったりなどの身体障害、体の左右どちらか片側の手がしびれるなどの感覚障害、言葉がうまく出なくなったり物忘れが増えたりなどの高次脳機能障害、そしてめまいやふらつきという症状が見られます。

生あくびの対処法

生あくびは病気を警告するひとつの目印になります。頻繁にあくびが出るようだと、脳がSOSを発信している状態です。 いつもと様子がおかしく、あくびが頻繁に出るようであれば、激しい運動は避けてなるべく暗い部屋で頭を冷やして安静にしましょう。また、脳内に酸素を十分に行き渡らせるためには、深呼吸がおすすめです。
それでも生あくびが頻繁に起こるのが改善しないようであれば一度医療機関を受診して詳しく検査をして、原因を探してみることをおすすめします。

生活習慣病

脳疾患において、生活習慣病は大きな影響を与えます。動脈硬化が見られる方は、さまざまな疾患の発症リスクが高まります。日頃から、生活習慣病の治療をしていくことで、健康寿命を延ばすことができます。当クリニックでも、生活習慣病の治療に積極的に取り組んでいます。
生活習慣病

健康診断

病気の早期発見・早期治療のために、年に一度は健康診断をおすすめします。
当クリニックでは、各種健康診断を実施しております。予約制となっておりますので、事前にお電話(TEL:092-963-2371)にてご予約くださいますようお願いいたします。また、健診の内容につきましては、お気軽にスタッフへお尋ねください。
健康診断

予防接種

病気の重症化予防のため、定期的な予防接種をおすすめしています。
当クリニックでは、各種予防接種を実施しております。予約制となっておりますので、事前にお電話(TEL:092-963-2371)にてご予約くださいますようお願いいたします。受けられる予防接種につきましては、お気軽にスタッフへお尋ねください。
予防接種

肥満外来

当クリニックの肥満外来は、単に見た目を細くするためのものではありません。GLP-1受容体作動薬などを用いた治療により、脳の血管を傷つける「慢性炎症」を抑え、10年後、20年後の脳卒中リスクを最小限にすることを目指します。お気軽にご相談ください。

自由診療

当クリニックではプラセンタ、MCIスクリーニング検査、グルタチオン点滴などの自由診療を行っております。お気軽にご相談ください。