頭痛
その頭痛、我慢しないで是非ご相談ください
誰しも頭痛は経験したことがあると思います。痛みが強いものから弱いものまでさまざまあり、目に見える症状ではないため、他人からなかなか理解、共感されないこともあります。
頭痛の多くは、脳に明らかな異常が見つからない「危険ではない頭痛(一次性頭痛)」です。一次性頭痛は、命とは関わりないですが、頭痛で生活に支障を及ぼすことがあります。
また、くも膜下出血や脳出血、脳腫瘍、動脈解離などの脳で異常が起こることで生じる、命の危険がある頭痛を「危険な頭痛(二次性頭痛)」と言います。
まずは適切な検査を行い、命の危険性が高い二次性頭痛ではないかどうかを確認することが非常に大事になります。
一次性頭痛であっても、薬や生活習慣によって頭痛を軽減することが可能です。「いつものことだから」と我慢しないで、一度当クリニックへご相談ください。十分な問診、検査を行い、本人に合った治療法を検討していきます。

危険ではない頭痛(一次性頭痛)

一般的に「頭痛持ちの頭痛」と言われる、命の危険がない頭痛になります。検査をしても原因となる疾患が見つかりません。これには緊張型頭痛や片頭痛、群発頭痛も含まれます。

緊張型頭痛

頭痛の大半を占めるものであり(有病率22.4%)、主に肩こりやストレスが強くかかった場合などの筋肉の血流の悪化によって痛みます。頭が締め付けられるような重苦しい痛みのことが多く、数日続くことがあります。

特徴

  • 頭痛は30分〜7日間持続する
  • 頭の両側、全体、後頭部がじんわり痛む
  • 頭をベルトで締め付けられているような重苦しい痛み
  • 首や肩こりがある
  • 動いても痛みは悪化しない
  • 吐き気や嘔吐を伴うことはない

原因

緊張型頭痛が起こる原因は、大半が身体的、または精神的ストレスです。デスクワークなど長時間同じ姿勢をとるといった身体的ストレス、環境の変化による精神的ストレスなどが挙げられます。ストレスによって神経や筋肉が過度に緊張し、筋肉に疲労物質がたまったり、脳内の痛みの調整機能がうまく働かなくなって頭痛が生じます。

治療法

急性期の治療薬としては、一般的な痛み止めとして知られているアセトアミノフェン(カロナール)やNSAIDsであるロキソニン、イブプロフェン、ボルタレンなどが使われます。しかし、これらの薬物を使いすぎると薬物乱用頭痛という、薬物が原因でかえって頭痛を引き起こしてしまうことにもなるため、使いすぎないよう注意が必要です。
何回も頭痛を繰り返す方には、予防も大切になってきます。予防薬として最も有効性が高いものがアミノトリプチン(トリプタノール)です。これは三環系抗うつ薬という、うつ症状を和らげる薬ですが、神経の痛みを和らげる効果もあります。

片頭痛

女性に多く、月〜年に数回不定期に起こる頭痛です(有病率8.4%)。脳の血管が急に拡張することで起こる頭痛とされています。気圧の変動や環境の変化、寝不足や心理的なストレスから来ることも多く“ズキンズキン”といった拍動性の頭痛となります。また、前兆がみられることもあり、目の前にキラキラとした光が見えたり(閃輝性暗点)、まれに脱力やしびれがみられます。

特徴

  • 片側あるいは両側のこめかみを中心とした痛み
  • 痛みがズキンズキンと脈打つように痛む(拍動性)
  • 持続時間が4〜72時間と比較的短い
  • 寝込んだりして日常生活に支障がある
  • 視界にキラキラとした光が見えたり(閃輝性暗点)、脱力やしびれが見られる
  • 吐き気がしたり、吐いたりする
  • 蛍光灯などの光がまぶしく感じたり、音がうるさく聞こえたり、においを不快に感じる

治療法

片頭痛の治療は大きく2つに分けられ、頭痛発作が出ている時に早く症状を和らげるための急性期治療と、頭痛発作の頻度や程度を減らすための予防療法です。
急性期治療
軽症〜中等度の頭痛の場合は、アセトアミノフェン(カロナール)やNSAIDsであるロキソニン、イブプロフェン、バファリンなどの鎮痛剤が使われます。中等度〜重度の頭痛発作時には、これらの鎮痛薬が効かないため、より効果的なトリプタン製剤が使われます。さらに吐き気や嘔吐が見られる場合には制吐剤を用いることもあります。急性期治療は頭痛の始めで内服することが望ましく、内服のタイミングが遅れて痛みのピークを過ぎると、鎮痛の効果があまり実感できない場合もあります。
予防治療
片頭痛の発作が月に2回以上あるいは生活に支障をきたす頭痛が3日間以上続く場合には予防治療がすすめられます。予防薬として用いられる薬剤にはカルシウム拮抗薬(ロメリジン、ベラパミル)、β遮断薬(プロプラノロール、メトプロロール)、抗てんかん薬(バルプロ酸、トピラマート)、抗うつ薬(アミノトリプチン)などがあり、定期的に服用することで頭痛の発生頻度や程度を減らすことができます。
さらに近年新しい片頭痛の予防薬が登場しました。片頭痛にカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)という神経伝達物質が深く関わっていることが分かり、このCGRPの働き・機能を選択的にブロックして片頭痛の発作を起こさないようにする薬剤が日本でも使用できるようになりました。現在、日本では3種類のCGRP関連薬剤(エムガルティ、アジョビ、アイモビーグ)が使用可能であり、いずれも月に1回皮下注射をする薬になります。これらのCGRP関連薬剤は副作用も少なく、効果が比較的スムーズに現れ、長続きするという特徴があります。大量生産が難しく、保険適用ではありますが高額であるため、経済的な負担が懸念されます。しかし、優れた予防効果を示すため、仕事や家事などの日常生活への支障を考慮して投与を検討いたします。

群発頭痛

20-40歳の男性に多くみられ、目をえぐられるような痛みと前頭部から側頭部にかけての痛みがあります。一度発作を起こすと痛みを抑えるのが困難な場合もあるため、発作を予防することが必要となります。

原因

原因は明らかにされていませんが、目のすぐ後ろにある太い血管(内頚動脈)が拡張して、その周囲に炎症が起きることで痛みが起こると考えられています。頭痛を誘発する要因としては、飲酒、不規則な睡眠、気圧の変化などがあると言われています。

特徴

  • 片側の目の奥をえぐられるような痛み
  • 数週間〜数ヶ月の間、2〜8日に1回の間隔で頭痛が続く
  • 痛みは約15分〜3時間持続する
  • 夜間や眠っている間に起こることが多い
  • 頭の前頭部から側頭部にかけて締め付けられるような痛み
  • 目の充血や涙、鼻水を伴うことがある
  • 喫煙率が高い

治療法

治療法は主に2種類あり、ひとつは痛みが出てから症状を抑えるものであり、もうひとつは痛みが強くなるのを予防する方法です。
群発期
高濃度の酸素吸入が昔から有効とされており、酸素を吸入することで80%の方で改善が見られたという報告があります。
一番手軽な治療法としてはリドカインという表面麻酔薬をスプレーで鼻粘膜に散布する方法です。これは30%くらいの方で改善がみられます。
同様の方法として片頭痛で保険適応になっているスマトリプタンの点鼻を発作時に痛い方と反対側の鼻孔にスプレーする方法があります。
同様のスマトリプタンの自己注射があります。この有効率は高く、注射後5分くらいから効果がでますので群発頭痛の激痛から逃れる最も有効な方法となります。
また、頭痛発作が激烈な初期の2週間くらいに限り、神経や脳血管の腫れをとる作用を持つ副腎皮質ホルモンを併用することもあります。
群発頭痛の予防
神経細胞膜の安定化作用のあるベラパミルや、大脳皮質の過敏性を抑える効果のあるバルプロ酸などを症状に合わせて適宜処方します。
できる限り群発頭痛のリスクを下げるためには、アルコールの摂取を控えることが有効です。また、熱いお風呂やサウナ、辛い食事、激しい運動なども控えましょう。また、自律神経のバランスを崩さないように毎日できるだけ決まった時間に起床、就寝するなど、規則正しい生活を心がけることが基本となります。
発作が起こりそうになったら、窓を開けて深呼吸を繰り返しましょう。また、痛むところを冷やすことで多少痛みが和らぎます。

危険な頭痛(二次性頭痛)

脳や身体に異常が起きることで生じる、生命の危険のある頭痛になります。くも膜下出血や脳内出血、脳腫瘍、動脈解離などが含まれます。

このような場合は急いで受診してください

突然の頭痛
一次性頭痛は「何となく頭が痛いかな」から頭痛が始まります。しかし、「何時何分から痛くなった」、「この作業をしているときに痛くなった」や有名なのは「ハンマーで殴られたような頭痛が突然した」など、発症時期が明確な頭痛は危険です。これは脳動脈瘤が破裂してくも膜下出血を起こしている可能性や、動脈解離を起こしている可能性が考えられるからです。
こういった発症時間が明確な突然の頭痛を感じたときは、様子をみて病院受診しようとせずにすぐに救急車を呼んだり、当クリニックへお越しください。早急な対応が必要となります。
嘔吐
手足のしびれ
言語障害(呂律がまわらない、言葉が出てこない)などを伴う頭痛
脳腫瘍や脳内出血などが生じると頭痛と共に、腫瘍や出血で障害されている部位の症状が出てきます。それがどちらかの手足がしびれたり、動かないや言葉がうまくしゃべられないなどの症状です。
また、腫瘍の大きさや出血の程度がひどくなり、脳圧が高くなることによっても頭痛が生じます。その際は嘔吐を伴うことが多いです。このような際もすぐに医療機関の受診が必要です。
では、すぐというのはどれくらいでしょうか。時々「頭が急に痛くなったけど夜遅かったから、夜は我慢して病院開くまで待ってから来ました。」という方がいらっしゃいます。二次性頭痛というのは刻一刻(秒単位)と悪くなっていくものであり、ひとときの猶予も許されない状況が多々あります。上記のような頭痛を感じた際は、すぐに遠慮せずに救急車を呼んでください。検査をして何もなければ安心にもつながると思います。

考えられる疾患

くも膜下出血、脳出血、慢性硬膜下血腫、動脈解離、脳腫瘍、髄膜炎、脳脊髄液減少症

脳以外の病気

考えられる疾患

高血圧、副鼻腔炎、薬剤の使用過多による頭痛、頭/顔の神経痛、巨細胞性動脈炎

高血圧

一般的な高血圧であれば頭痛は起こることはないですが、急激に異常高血圧(収縮期血圧180mmHg以上)になることによって、脳内の血圧を調整する機能が破綻します。その結果脳への障害が引き起こされ、脳浮腫をきたし、頭痛や吐き気などの症状が出ます。このように高血圧緊急症の場合は、すぐに降圧が必要となります。

副鼻腔炎

鼻づまりと頭痛が持続している方は、副鼻腔炎の可能性があります。頭痛は膿が溜まっている副鼻腔の部位に一致して疼痛が現れます。上顎洞の場合はほっぺたに、前頭洞の場合はおでこに、篩骨洞の場合は目と目の間やこめかみに疼痛をきたします。治療は症状に応じて鎮痛薬の内服、抗生剤、抗アレルギー剤、鼻洗浄やネブライザーなどを行います。

薬物乱用頭痛

薬物乱用頭痛とは、もともと頭痛持ちであった人が鎮痛薬を使いすぎてしまい、さらにその鎮痛薬を使い続けることによって逆に頭痛がおきてしまう状態です。
1ヶ月に15日以上存在し、3ヶ月を超えて頭痛薬を定期的に(月に10日以上)服用している方が該当します。

発生機序

頭痛薬を常用していると、脳が痛みに対して感受性が変化して過敏になります。そのため、ちょっとした刺激でも強い痛みを感じるようになってしまいます。また、痛みの性質や痛みが出現する場所が変化するなど頭痛が複雑化していき、頭痛が起こる回数が増えて痛みも強くなり、薬が効きにくくなってきます。本人はその原因が頭痛薬によるものとは分からないため、つらい頭痛が始まる不安を払拭するために頭痛薬を飲んでしまいます。さらに、過去に頭痛が出た時に飲んだ頭痛薬が有効であったという成功体験も加わって、次第に頭痛薬を飲む頻度や量が増えていくのです。

治療法

薬物乱用頭痛の治療は、原因となっている頭痛薬を中止することです。しかし、中止するとつらい頭痛が来るのではないかという恐怖があります。そのため、薬剤中止後に起こる頭痛への対処法をしっかりと説明することが大切であり、別の種類の頭痛薬をレスキュー薬として用意しておきます。また、頭痛ダイアリーをつけてもらい、頭痛のあった日、何を内服したかをわかるように記録しておくことも重要です。頭痛薬を中止するとともに、予防薬を投与していきます。予防薬としては、塩酸ロメリジン、三環系抗うつ薬、抗てんかん薬、抗不安薬などが使われます。
薬物乱用頭痛はいったん治ってからも、約3割は再発すると言われています。定期的に受診して頭痛の治療をしっかりと続けていき、頭痛をコントロールできるようにしましょう。

子どもの頭痛

大人だけでなく、子どもでも頭痛はみられます。子どもは大人と違い、言葉での表現がうまくできず、頭痛のつらさをうまく伝えることができないことも多々あります。急にゴロゴロしだして遊びたがらなかったり、顔面蒼白だったり、急に嘔吐をしたりとさまざまなエピソードがみられます。大丈夫かなと思っていると急にケロッとしていたり、いつの間にか遊びだしていたりするため、重要視されず、仮病と誤解されることも少なくありません。
気を付けなければいけないのが、何らかの疾患が原因で起こる二次性頭痛です。もやもや病や脳腫瘍、脳炎、髄膜炎、くも膜下出血などの病気が検査により見つかる可能性があります。

片頭痛

子どもの頭痛で最も多いのは、片頭痛です。(小中学校:4.8~17.2%、成人:8.4%)
男女別の有病率で見ますと年齢によって傾向があり、3~7歳では男児に起こりやすく、7~11歳では男女同数、12歳以降では女子に起こりやすくなっており、女性ホルモンが影響を及ぼしていると考えられています。

特徴

  • 頭痛の持続時間は2~72時間と、成人(4~72時間)と比較すると短い傾向がある
  • 必ずしも片側ではなく、両側前頭部を痛がることも多い
  • 頭痛以外の症状(顔面蒼白、嘔吐、腹部症状など)が目立つこともある
  • 家族が片頭痛である(特に母親)
痛みの特徴としては、ズキンズキンとする脈打つような痛みで、嘔吐や吐き気がみられ、光や音、臭いに敏感になることがあります。大人と比べると短時間であり、保健室で休んだり、学校を休んだりすると、ケロッと良くなったりするため、周りから仮病やサボりだと誤解されることもあります。
片頭痛は、ストレスや激しい運動、炎天下、強い光、騒音、人混み、異臭、朝寝坊、寝不足、朝食抜きなど、さまざまなきっかけで起こります。その中でも最も多いのは睡眠不足です。小学校高学年や受験勉強などで就寝時間が遅くなり、生活習慣が乱れることで片頭痛が起こるケースがみられます。
治療として子どもに勧められるのは、薬での治療よりもまずは生活習慣を改善することです。早寝、早起き、朝食の摂取が非常に重要です。睡眠時間以外にも食物や光、臭いなどの頭痛の誘因を除くことも大切です。
このような生活習慣を改善しても頭痛が軽快しない場合には、鎮痛薬(イブプロフェン、アセトアミノフェン)による治療を考えましょう。

慢性連日性頭痛

慢性連日性頭痛とは3ヶ月以上にわたり、月に15回以上ある頭痛の通称です。たまに起こっていた頭痛がある時期から頻繁に起こるようになったり、今まで頭痛の経験がなかったのにある時期から毎日のように起こるようになったりします。片頭痛と緊張型頭痛の両方の頭痛が混在していることが多いですが、緊張型頭痛が主体であることが多いです。

特徴

  • 2~3日に1回以上の頻度で頭痛が起こる
  • ある時期から急に頭痛が始まる
  • 休日は起こらず、平日の朝に頭痛がみられることが多い
  • 心理的要因が大きい(親や先生、友達との関係、いじめや成績など)
慢性連日性頭痛は鎮痛薬が効きにくく、長期欠席につながっていきます。欠席が長引くと学業の遅れの心配が出てくるため、保護者の方はとても悩まれることと思います。ただし、この頭痛の治療は心理的要因のケアが必要です。そのため、子どもに寄り添って頭痛と付き合いながらできることを行い、自己評価が下がらないようにすることが大事です。当院では、頭痛ダイアリーを渡して、頭痛があった日を記録していただくようにしています。頭痛ダイアリーは保護者が書くのではなく、本人が書くようにしましょう。また、学校に行かない日でも規則正しい生活をさせるようにしましょう。
慢性連日性頭痛は起立性調節障害や過敏性腸症候群、精神疾患と共存しやすいことが言われています。おかしいなと思ったらまずはお気軽にご相談ください。

子どもの頭痛Q&A

子どもの頭痛に検査は必要でしょうか?
頭痛で一番多いのは片頭痛に代表される一次性頭痛です。しかし、中にはもやもや病や脳腫瘍、脳炎、髄膜炎、くも膜下出血などの二次性頭痛が隠れている場合もあります。二次性頭痛を否定するためにも、CTやMRI検査を一度行っておくことをお勧めします。
頭痛に鎮痛薬を使っても大丈夫でしょうか?
頭痛が来ると学校を欠席したり早退したりすることもあるかと思います。起こった頭痛をいかに軽くしてあげるかが子どもの生活の質を高める重要なポイントです。子どもの頭痛の大半は片頭痛です。子どもの片頭痛は持続時間が短く、1時間くらいで治ってしまう方もいます。1時間以上頭痛が続くようであれば鎮痛薬を使用することをお勧めします。アセトアミノフェンやイブプロフェンが有効かつ安全性があります。嘔気・嘔吐を伴っている際は、制吐薬を併用すると効果が高まると言われています。
鎮痛薬を頻繁に飲んでいますが、頭痛が改善しません。このまま飲んでも大丈夫でしょうか?
頭痛の回数が多いときは、鎮痛薬を使用する回数が増えてしまう場合があります。単一成分の鎮痛薬を月に15日以上、または市販薬などの複合鎮痛薬を月に10日以上、3ヶ月を超えて使い続けていますと、鎮痛薬を飲みすぎて頭痛が悪化することがあります(薬物乱用頭痛)。薬物乱用頭痛に関しては、予防治療薬を使用していきます。風邪薬や抗てんかん薬、抗うつ薬、カルシウム拮抗薬などの薬剤を使用し、最低1ヶ月は続けて内服していただき、効果判定します。頭痛の回数、程度が減ればそれだけ鎮痛薬を使用する回数が減るため、頭痛の頻度が多い方は予防治療薬の使用をお勧めします。
頭痛になりやすい食べ物はありますか?
頭痛を誘発する食事としては、ベーコン、ソーセージ、チョコレート、チーズ、カフェインなどが言われています。しかし、個人差が大きく、必ずしも食べると頭痛を起こすというわけではありません。
早期発見、予防のためにも定期的に脳の健康診断をおすすめしています。