自由診療

プラセンタ

プラセンタという言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。最近では、プラセンタは、化粧品やサプリメントなどの商品で数多く取り上げられており、美容医療というイメージも強いと思います。しかし、プラセンタは女性だけでなく、男性にも効果が認められており、身体のさまざまな効果を期待できます。

プラセンタ注射とは

プラセンタ注射とは、ヒトの胎盤から抽出した栄養素・成長因子を体内に注入することで、体へのさまざまな効果が期待できる治療方法で、医療機関のみで受けることが可能です。 日本では1959年に肝硬変、更年期障害、乳汁分泌不全の治療薬として厚生労働省から認可を受けました。 そもそも“プラセンタ”とは、人間をはじめとした哺乳類の胎盤のことをいいます。胎盤は、お腹の赤ちゃんに栄養を送ったり、老廃物を母体に戻したり、有害物質から赤ちゃんを守るなど、重要な役割を担っています。プラセンタには、タンパク質・糖質・脂質の三大栄養素をはじめとして、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、細胞の新陳代謝を促す成長因子など、豊富な栄養素が含まれています。

プラセンタ注射で期待できる効果

胎盤には栄養素が豊富に含まれているため、プラセンタ注射をすることで、体にもさまざまな効果が期待できます。

疲労回復

プラセンタには、アミノ酸やビタミンなどの栄養素により、新陳代謝を高めたり、血行を促進したりする効果があります。 血行が良くなることで、老廃物も効率よく排泄されるため、疲労回復に効果があるとされています。 また、疲労回復には、肝臓の働きも大きく関わっています。肝臓は、アルコールなどの有害物質を解毒化する働きも担っています。 肝臓の機能が落ちると、解毒されるはずの有害物質が体内に蓄積され、だるさや疲れの原因となります。 プラセンタ注射には、厚生労働省から肝機能障害の改善薬としても認可されているため、肝臓の状態を改善することでも。疲労回復につながると言えます。 また、プラセンタ注射は、2日酔い対策や風邪予防にも効果が期待できます。

更年期障害の症状改善

女性は、40代半ば頃から卵巣機能が低下し、閉経に向けて女性ホルモンの分泌が大きく揺らぎながら急降下していきます。女性ホルモンが大きく崩れることで、心と身体に不調が出やすくなります。更年期障害には個人差がありますが、だいたい45〜55歳ぐらいの女性に多く現れます。主な症状は、ホットフラッシュ(ほてり、のぼせ、発汗)、イライラ、不安感、頭痛、肩こり、睡眠障害などが挙げられます。また、閉経すると女性は骨粗鬆症や脂質異常症の発症リスクが高まるため、更年期の過ごし方は非常に重要となります。 また、更年期障害は女性だけがかかるイメージがありますが、男性の更年期障害も存在します。男性更年期症候群(LOH症候群)とは、男性ホルモンであるテストステロンが減少することにより、身体にさまざまな不調をもたらす状態のことをいいます。 症状は人によってさまざまですが、疲れやすい、肩こり・頭痛、意欲が出ない、イライラする、眠れない、性欲がない、手足の関節が痛むなどの症状に有効である事が確認されています。 このように更年期障害でお悩みの方はプラセンタ注射をすることをおすすめします。

美肌効果

薬局などでは、プラセンタエキスが含まれた化粧品やサプリメントなども数多く目にします。 プラセンタには、保湿、美白作用、血行促進作用、抗酸化作用、基礎代謝アップなど、美肌につながるさまざまな作用があります。 プラセンタによって血行が促進され、新陳代謝が良くなることで、肌のターンオーバーが整います。また、プラセンタに含まれる成長因子により細胞の再生が促され、肌に弾力が生まれることで美肌効果が期待できます。 さらにシミの原因となるメラニン色素が作られるのを防いだり、抗炎症作用によりニキビを改善したりするなどの効果もあります。 肌トラブルに悩まされている方や、若々しい肌を維持したい方にもプラセンタ注射はおすすめです。

アンチエイジング効果

プラセンタ注射には、美肌効果に加え、アンチエイジング効果もあります。プラセンタエキスに含まれる成長因子により、細胞の再生する働きや、老化の原因となる活性酸素の働きを抑制する抗酸化作用により、肌の老化を防ぎます。 シミやシワを改善し、ハリのある若々しい肌へ変化が期待できます。

プラセンタ注射のデメリット

一度でも注射をすると、献血ができない

プラセンタエキスは、ヒトの胎盤から抽出しています。そのため、特定生物由来製品(生体由来のためB型肝炎、C型肝炎、HIV、クロイツフェルト・ヤコブ病、未知のウイルスなどの感染のリスクがある製薬)に指定されています。 プラセンタ注射には血液成分は入っておらず、滅菌処理をして製造されているものですが、一度でもプラセンタ注射をした方は、献血する事ができない決まりになっています。 そのため、献血によく行かれる方は、注射を受ける前によく検討しましょう。 ちなみにプラセンタ注射で今日に至るまで、上記のような感染症の報告は一切ありませんのでご安心ください。

効果が持続しない

プラセンタ注射の効果持続期間は2〜3日から数週間程度と言われています。一度注射をしたからといって、効果が一生持続するわけではありません。そのため、効果を持続させたい場合は、定期的に注射をする必要があります。 どのくらいのペースで注射を受けるかは、医師と相談して決めましょう。 また、定期的にプラセンタ注射をしている場合、途中でやめることに問題はありません。

効果には個人差がある

プラセンタ注射には疲労回復や美肌・アンチエイジング効果、更年期障害など、さまざまな効果が期待できると解説してきました。 しかし、すべての方に効果があるというわけではありません。どの薬にも言える事ですが、効果には個人差があります。注射の効果をみながら、継続するのか、別の治療法を検討するのかなど医師とよく相談しながら決めていきましょう。

プラセンタ注射の料金

メニュー 料金(税込)
1本 1,200円
2本 2,200円
※1回につき、2本までの注射が可能です。
※当クリニックでは、保険診療は行っておりません。

MCIスクリーニング検査

アルツハイマー型認知症の原因物質であるアミロイドβは、発症の20年も前から脳内に蓄積し始めます。新しい認知症治療薬が国内で承認され、認知症の一歩手前のMCI(軽度認知障害)に気づくことが大事になってきています。
MRIのVSRADでは海馬の萎縮を診ることができます。しかしこれはすでに起きている萎縮を診ているのであり、将来的に海馬の萎縮が起こることを予測するものではありません。「MCIスクリーニング検査」では、MRIに写らない脳の初期変化をとらえることができます。

検査方法

数ccの採血のみ、即日検査可能、短時間で完了
脳内のたんぱく質の働きを解析する、最新のプロテオミクス技術を採用して、将来のリスクをA・B・C・Dの4段階で判定します。食事の制限はなく、短時間で受けることが可能です。
3週間ほどで結果が届きます。判定結果をお返しするだけではなく、脳外科専門医の視点から生活習慣のアドバイスや予防に関するプランを提案いたします。

MCIスクリーニング検査の料金

メニュー 料金(税込)
MCIスクリーニング検査 25,000円

Q&A

この検査で認知症かどうかがわかりますか?
いいえ。この検査は認知症の診断を行うものではありません。アルツハイマー型認知症の原因物質であるアミロイドβが脳内に溜まり始めた時に起こる、生体反応の変化を血液で測定するものです。いわば「認知症になる一歩手前のMCI(軽度認知障害)」のリスクを予測する検査です。
MRI検査を受けていれば、この検査は不要ですか?
MRIとMCIスクリーニング検査は、脳を見る視点が全く異なります。MRIは脳の萎縮や梗塞の有無を確認しますが、本検査では脳の環境(ゴミを出す力)を数値化します。MRIで「異常なし」と診断された方でも、脳内の環境変化を早期に発見できる可能性があるため、両方を組み合わせることでより精度の高い予防が可能になります。
判定結果が「C(リスクが高い)」や「D(リスクが非常に高い)」だったらどうすればいいですか?
決して将来必ず認知症になるという宣告ではありません。むしろ今から対策を始めれば、発症を遅らせたり、正常な状態に戻したりできるチャンスだと捉えてください。当院では、生活習慣の改善アドバイスや、脳の酸化ストレスを抑える治療など、医学的根拠に基づいたプランを提案し、サポートいたします。
検査に食事制限はありますか?
いいえ、食事の制限はありません。午前・午後、食後などどの時間帯でも採血可能です。
保険は適用されますか?
本検査は予防を目的とした検査であるため、健康保険は適用されず、自費診療となります。費用については当院の料金表をご確認ください。
何歳くらいから受けるのがお勧めですか?
アルツハイマー型認知症の原因物質は、発症の20年以上前から溜まり始めると言われています。そのため、50代・60代から定期的にチェックを受けることをお勧めします。もちろん、ご家族に認知症の方がいらっしゃる方や、最近もの忘れが気になり始めた40代の方も受診可能です。
検査結果が出るまでどのくらいかかりますか?
採血から約2~3週間で結果レポートが届きます。結果が届きましたら医師より詳しく解説をさせていただきます。ご希望があれば、ご家族と一緒に説明を聞いていただくことも可能です。

グルタチオン点滴

グルタチオンは、私たちの体内のすべての細胞に存在する「最強の抗酸化物質」の一つです。特に、「脳のサビ取り(酸化ストレス除去)」と「解毒」の要として注目されています。

グルタチオンの3大作用

1.強力な抗酸化作用(脳のサビ取り)
脳は酸素消費量が非常に多く、その分「活性酸素(酸化ストレス)」が発生しやすい臓器です。グルタチオンは、この活性酸素を速やかに無害化し、神経細胞がダメージを受けるのを防ぐことで、脳梗塞の再発予防や、加齢による脳細胞の劣化を食い止めます。
2.解毒作用(デトックス)
肝臓や脳内で、不要な老廃物や有害な重金属(アルミニウムや水銀など)、薬物の代謝産物と結合して体外へ排出させます。そうすることで、認知症の原因物質の一つとされる「アミロイドβ」の蓄積を抑える環境作りをサポートします。
3.メラニン抑制作用(美白)
シミの元となるメラニン合成をブロックし、肌を明るくします。これが「白玉点滴」と呼ばれる理由です。

期待できる具体的な効果

神経保護

物忘れの予防、思考のクリアさ(ブレインフォグ解消)、神経痛の緩和。

抗疲労・解毒

慢性的な倦怠感の改善、二日酔いの早期回復、肝機能の数値改善。

アンチエイジング

全身の美白効果、肌荒れの改善、湿疹や蕁麻疹の抑制。

特殊効果

パーキンソン病の震え(振戦)や、しびれの症状緩和(高用量の場合)。

「脳の健康」にグルタチオンが必要な理由

脳には「血液脳関門(BBB)」という厳しい検問所がありますが、グルタチオンはこのバリアの内側で神経細胞を守る重要な役割を担っています。しかし、グルタチオンの体内量は20代をピークに加齢とともに激減します。
40代〜60代
脳の掃除が追いつかなくなり、酸化ストレスが蓄積し始める時期。
70代以降
脳のグルタチオン濃度が低下すると、認知症やパーキンソン病のリスクが高まるという研究報告が多数あります。

グルタチオン点滴の料金

導入期 維持・活性期(標準的な推奨量)
対象 初めての方、副作用が心配な方 副作用がなく、効果を実感し始めたい方
点滴 グルタチオン 600mg + ビタミンB12 500μg(15~20分) グルタチオン 1,000mg + ビタミンB12 1,000μg(20~30分)
推奨頻度 週に1回 × 4回 1〜2週に1回
料金(税込) 5,500円/回 9,900円/回