こんにちは、毎日頭痛外来をしている福岡市東区、糟屋郡新宮町の「しろうず脳神経外科」です。
片頭痛に悩む多くの人が意外と知らないのがカフェインとの関係です。
カフェインは片頭痛を和らげるとも悪化させるとも言われていますが、正しい情報を元に適切に利用することで、日常の生活がより快適になるかもしれません。
本記事では、カフェインが片頭痛に与える影響をメリットとデメリットの両面から徹底解説します。
この情報を活用し、日常での片頭痛対策に役立ててください。
カフェインは、多くの方にとって日常的なエネルギー源です。
しかし、片頭痛を持っている方にとっては、その効果が複雑に表れることがあります。
それでは、片頭痛持ちの方々にとってカフェインはどのように作用するのでしょうか?まずは、その基本的な関係を見ていきましょう。
カフェインの血管収縮作用は、片頭痛を抱える多くの人々にとって注目すべき要素です。

片頭痛の一因とされるのが、脳内の血管の拡張です。
片頭痛が起こると、血管が拡張してその周囲に炎症が起き、神経が刺激されることで痛みを感じることがあります。
このため、カフェインの持つ血管収縮作用が、片頭痛の症状を和らげる可能性があると考える人が多いです。
カフェインを摂取すると、血管が収縮し、脳内の血液の流れが変化します。
この変化が、片頭痛の発作時に一時的に血管の拡張を抑えることで、痛みを軽減する役割を果たすと言われています。
実際に、カフェインを含む飲み物を飲むことで、痛みが和らいだという体験談も多くあります。
ただし、この効果はあくまで一時的なもので、個人差がありますので注意が必要です。
しかしながら、カフェインの摂取には留意点も存在します。
例えば、頻繁にカフェインを摂取すると、体はその影響に慣れてしまい、同じ量では効果が薄れてしまうことがあります。これにより、頭痛を和らげようとしてカフェインを増やすと、逆に過剰摂取に繋がることがあるのです。
特に、突然カフェインを断つことがあると、依存症状とも言える激しい頭痛に見舞われることもあります。
これは、カフェインの摂取を日常的に行っていた人に多く見られる現象です。
このように、カフェインの血管収縮作用は、片頭痛を持つ方にとって有益な一面がある一方で、不適切な摂取は逆効果を招く可能性も秘めています。そのため、片頭痛を抱える方は、カフェインの摂取量やタイミングを工夫することが重要となります。
カフェインを利用することで生活が改善されるケースも多いですが、その効果を最大限に活かすためには、自分の体調や生活スタイルに合わせた摂取法を見つけることが求められます。
カフェインの摂取は、場合によっては片頭痛を悪化させることもあります。そのメカニズムや注意点について解説します。
不適切なカフェイン摂取がどのような影響を及ぼすのかを知ることで、より健康的な生活を送るヒントを見つけましょう。
カフェイン断ちが引き起こす頭痛は、多くの片頭痛持ちの方にとって重要な問題です。
カフェインは、テコンドのコーヒーや紅茶、エナジードリンクなどに含まれる一般的な成分ですが、過剰に摂取し続けると、依存症状が現れる場合があります。
そのため、急にカフェインの摂取を中止すると、さまざまな不快な症状が出現することがあるのです。
特に、頭痛はカフェイン断ちに伴う代表的な症状の一つです。
カフェインは脳の神経伝達物質に影響を与え、通常は脳の血管を収縮させる作用がありますが、カフェインを突然断つと、体内からその効果が消えた瞬間に血管が拡張し、痛みを引き起こすことがあります。
この反応は、カフェインによって調整されていた脳のバランスが崩れることから生じるため、自覚症状が出るのは数時間から数日後になります。
多くの方が経験するのは、カフェインを断った最初の数日間に襲われるひどい頭痛です。
この痛みは片頭痛と似たような特性を持っているため、カフェインに依存していた場合、本来の片頭痛とは異なる原因の頭痛と見分けにくいことがあります。このため、カフェイン断ちを試みる際は、自身の体調を見極めることが重要です。
カフェイン断ちからくる頭痛を軽減する方法はいくつかあります。まずは、カフェインの摂取量を徐々に減らすことが挙げられます。
いきなり完全に断つのではなく、少しずつ減らしていくことで、体にかかる負担を軽減することができます。
また、水分をしっかりと摂取することも大切です。水分補給は体を助けるだけでなく、脱水による頭痛を避ける手助けにもなります。
さらに、カフェインの断ちによる頭痛を軽減するためには、リラックスした環境を整えることや、軽い運動を取り入れることも効果的です。
ストレッチや散歩をすることで、血行を促進し、緊張を和らげることができます。
これにより、カフェイン断ちによるストレスも軽減され、頭痛の症状が和らぐ可能性があります。
このように、カフェイン断ちには注意が必要ですが、計画的に進めることで頭痛のリスクを低減し、健康的な生活を手に入れることができるでしょう。自分の体に耳を傾けることが、快適な日常生活のための第一歩となります。
カフェインの過剰摂取は、片頭痛を抱える方々にとって逆効果をもたらすことがあります。
一般的に、適量のカフェインは片頭痛の緩和に役立つことがありますが、摂取量が増えると体に悪影響を及ぼし、それが頭痛を引き起こす原因になることもあるのです。
まず、カフェインを頻繁に大量に摂取すると、体がその影響に慣れてしまうことがあります。
初めは、カフェインを摂取することで痛みが和らぐと感じていた方も、次第にその効果が薄れていくことに気づくかもしれません。
この状態を「耐性」と呼び、これが進行することで、同じ効果を求めてさらに多くのカフェインを追い求めることになります。
過剰なカフェイン摂取は血管の収縮効果を乱し、頭痛を悪化させる要因となるのです。
また、カフェインの過剰摂取は、身体全体にさまざまな不調を引き起こす可能性もあります。
例えば、心拍数の増加や不安感、睡眠の質の低下など、これらはいずれも身体にストレスを与える要因となります。
特に、睡眠不足は片頭痛を誘発する大きな要因の一つですから、過剰なカフェイン摂取によって睡眠の質が低下すると、結果的に片頭痛のリスクが高まってしまうことになります。
さらに、カフェインの摂取を突然止めることに伴う withdrawal 症状も重要です。体がカフェインに依存してしまうと、摂取をやめた際に逆に激しい頭痛に見舞われることがあります。これは、カフェインの急激な中止によって、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れることが主な原因です。こうした痛みは、片頭痛と非常に似た症状を示すことが多く、特に注意が必要です。
このように、カフェインの過剰摂取には多くのリスクが伴います。片頭痛を持つ方は、自身のカフェインの摂取量を見直すことが大変重要です。カフェインの効果を実感しつつ、適切な量を維持することで、健康的な生活を送る手助けとなるでしょう。自分に合った量を見つけ、体調に気を配りながら、カフェインと上手に付き合うことが大切です。
カフェインと片頭痛の関係については、実際の利用者の声が貴重な情報源となります。
ここでは、カフェインを活用した片頭痛対策を実践している人々の体験談を集めました。これを元に、皆さんも自分に合った対策を考えてみてはいかがでしょうか。
ある方の体験談では、片頭痛がひどいときに一杯のコーヒーを飲むことで症状が劇的に和らいだということがありました。
この方は、特に片頭痛が襲ってくる兆候を感じた際に、急いでコーヒーを淹れることで、その効果を実感したとのことです。
具体的には、片頭痛の発作が起きそうな時に感じる不快感や圧迫感があったため、普段通りの生活を続けることが難しかったといいます。
しかし、そんな時に飲んだコーヒーが、血管収縮作用を持つカフェインを含んでいたため、その効果で血管が収縮し、痛みが緩和されたのではないかと考えられます。実際、この方はコーヒーを飲んだ後、数分以内に痛みが軽減され、日常生活に戻ることができたそうです。
ただ、この方は、自身の体に合わせた適切な量のコーヒーを選ぶことが重要だと感じています。
カフェインは個人の体質やその日の状態によって効果が異なるため、過剰摂取には注意が必要です。
例えば、普段から飲み慣れている方でも、体調に応じて飲む量や回数を見極めることが大切であることを実感しています。
さらに、コーヒーの選び方についても、その方は重要視しています。特に、濃い目のコーヒーを選んだ際には、必要な効果を得やすかったという体験もあり、飲む種類や濃さが片頭痛の緩和に貢献することもあるようです。
実際にはコーヒーだけでなく、ハーブティーや紅茶も試したことがあり、特にコーヒーが最も効果的だったと感じた部分も含まれています。
このように、コーヒーが片頭痛を和らげるという体験は、科学的な裏付けのある側面もありますが、個々の体調やライフスタイルによって異なることを念頭に置く必要があります。自分に合ったカフェインの取り入れ方を見つけることで、より快適な日常を過ごす手助けとなるかもしれません。
一方で、カフェイン摂取によって逆に片頭痛が悪化したという体験談もあります。
ある方は、毎朝の習慣としてコーヒーを飲んでいたのですが、その習慣が影響を及ぼすとは思ってもいなかったと語っています。
最初はコーヒーを飲むことで、片頭痛の症状が軽減されると感じていたため、朝の一杯を欠かすことができませんでした。
しかし、次第に体がカフェインに慣れてしまい、その効果をあまり感じなくなりました。それに伴い、わずかでもコーヒーの量を減らそうとすると、頭痛が増加してしまうという現象に直面しました。
この方は、自身の身体がカフェインに依存してしまい、摂取量を減らすことで逆に辛い症状を引き起こすことに気が付きました。
特に、カフェインを完全に断つことに挑戦した際に体験した頭痛は、片頭痛とは明らかに異なるもので、ひどい不快感を伴ったそうです。
このような状況は、「カフェイン断ち」と呼ばれる現象の一種であり、多くの人が同じような経験をすることがあると言われています。
この方は、日常的なカフェイン摂取が身体に与える影響を深く考えるきっかけとなり、少しずつ摂取量を見直すことにしたといいます。例えば、週に数回はカフェインの摂取を控え、他の日での過剰摂取を避けることによって、体調を正常に保つことを目指しました。
結果的に、この方はカフェインをどのように取り入れるかについて注意を払うようになり、自分の体の声を聞くことがいかに重要かを実感しました。
カフェインの影響を理解し、適切な量やタイミングでの摂取を心掛けることで、生活の質を向上させることができるのです。
こうした体験から、カフェインと片頭痛の関係を見直すことが、より健康的な生活につながると考えられます。
コーヒーだけでなく、お茶にもまたカフェインが含まれており、片頭痛対策として利用されています。
お茶を選ぶ際には、その種類や含まれる成分にも注意が必要です。お茶の持つ潜在的な効果を知ることで、日常の片頭痛対策を充実させてみましょう。
紅茶のカフェインは、片頭痛を持つ方にとって一つの選択肢となることがあります。
コーヒーに比べてカフェインの含有量は少ないため、紅茶は優しい作用を持つ飲み物として捉えられることが多いです。
紅茶に含まれるカフェインは、血管収縮作用があるため、片頭痛を和らげる可能性があります。
実際に、紅茶を飲むことで片頭痛の発作を未然に防げたと感じる方も多くいます。特に、片頭痛の兆候を感じた時に一杯の紅茶を飲むことで、症状が軽減されたとの体験談が寄せられています。これは、紅茶に含まれるカフェインが脳の血管を収縮させ、痛みを軽減する作用を持っているためだと考えられています。
紅茶にはまた、抗炎症作用を持つポリフェノールが含まれているため、炎症を抑えることで片頭痛の予防に寄与する可能性もあります。
それでも、紅茶のカフェインの影響は個人差があります。多くの方はコーヒーよりも紅茶を飲んでいる時のほうが、気軽にカフェインを摂取できると感じているようです。
しかし、過剰摂取には注意が必要です。特に、日常的に大量の紅茶を飲むことが習慣化すると、体がカフェインに慣れてしまい、同じ効果を得られなくなることもあります。また、急に摂取をやめることによって、カフェイン断ちの症状が出る可能性も考えられます。
緑茶は、その独特な風味だけでなく、片頭痛の緩和に寄与する可能性を秘めた飲み物として注目されています。
緑茶に含まれるカフェインは、紅茶やコーヒーに比べて比較的少量ですが、控えめなカフェインが血管を収縮させる作用を持ち、片頭痛の症状を軽減する手助けをするかもしれません。また、緑茶にはリラックス効果が期待できる成分も含まれています。
具体的には、緑茶に含まれるテアニンというアミノ酸が、心身を落ち着かせる作用を持つことがわかっています。
このため、片頭痛を抱える方が緑茶を飲むことで、ストレスや緊張を和らげることができるという実体験が多く存在します。
片頭痛の発作は、しばしばストレスや過緊張によって引き起こされることがあるため、心を穏やかにする効果は非常に有益です。
実際に緑茶を日常的に飲むことで、片頭痛の頻度が減ったと感じる人もいます。
緑茶を飲むことがリラックスの習慣となり、精神的な負担が軽減されることで、来るべき片頭痛の兆候を和らげる効果があるのではないかと思われます。ただし、緑茶も過剰摂取には注意が必要です。カフェインを大量に摂取すると、逆に不安感や緊張が高まることもあるため、適度な量を心掛けることが重要です。
このように、緑茶はカフェインの軽い作用に加え、リラックス効果をもたらす飲み物として、片頭痛対策に役立つ可能性があります。緑茶を媒介にして、心身のリフレッシュを図ることで、より快適な日常を送ることができるかもしれません。自らの体調に応じて、緑茶を上手に生活に取り入れていくことが、片頭痛の軽減につながる一手となるでしょう。
カフェインを賢く活用して頭痛を和らげる方法があります。ただ単に摂取するだけではなく、その摂取のタイミングや方法について考えることで、片頭痛をより効果的にコントロールすることが可能です。
カフェインを効果的に活用するためには、摂取のタイミングを工夫することが非常に重要です。
特に片頭痛を持つ方にとって、タイミングを見極めることで、カフェインの良い効果を十分に引き出すことができるかもしれません。
例えば、朝方や片頭痛の前兆を感じるときにカフェインを摂取することが推奨されます。多くの方が、朝起きたときに一杯のコーヒーを飲むことで、日中の活動をスムーズに始めることができると感じています。朝のカフェイン摂取は、体を覚醒させるだけでなく、その後の片頭痛の発作を予防する助けにもなる可能性があります。
また、片頭痛の前兆として感じる軽い頭痛や疲労感がある時には、カフェインを事前に摂取することで、その症状を和らげることができるかもしれません。
片頭痛が本格化する前に、自分の体のサインを見逃さず、適切なタイミングでカフェインを摂ることが、痛みの軽減に繋がることがあります。
さらに、摂取のタイミングは、食事の後に行うことも効果的です。空腹時にカフェインを摂取すると、胃に負担をかける可能性があるため、食事を摂った後のタイミングを選ぶことで、体に優しい影響を与えることができます。
このように、カフェインの摂取タイミングを工夫することで、片頭痛の発作を防ぎ、症状を軽減する手助けになることが期待されます。自分に合ったタイミングを見つけるには、少しずつ試行錯誤を重ねながら、自分の体調や生活リズムに合わせたカフェインの取り入れ方を模索してみてください。より快適な日常生活を送る手助けとなるかもしれません。
適量のカフェインを継続的に摂取することは、片頭痛を持つ方にとって重要な対策となります。
カフェインには血管を収縮させる効果があるため、適切な量を守ることで症状を軽減する可能性があります。
しかし、過剰に摂取すると逆に痛みを引き起こす要因となることもあるため、自分に合った量を見極めることが必要です。
まず、適量のカフェインを理解するためには、自身の体調や反応を観察することが大切です。
一般的に、カフェインは1日の摂取量が400ミリグラムまでが安全とされていますが、その量は個人差があります。
普段からカフェインを摂取している方でも、体調や生活習慣によって適切な量は異なるため、自分にとっての適量を見つけていくことが重要です。
また、カフェインを継続的に摂取する場合は、飲み物の種類やタイミングも考慮する必要があります。
コーヒー、紅茶、緑茶など、さまざまな飲料を取り入れることで、飽きることなく必要なカフェインを摂取することができるでしょう。
定期的に少量を摂ることで、体がカフェインに慣れることなく、その効果を最大限に引き出せるかもしれません。
さらに、カフェインの摂取を記録することで、自身の体調との関連性を把握しやすくなります。痛みの発生するタイミングやその強さをメモすることで、カフェイン摂取の影響を可視化し、自分に適した量やタイミングを具体的に見つけていくことができるでしょう。
このように、適量のカフェインを継続的に摂取することで、片頭痛の予防や緩和に繋がる可能性が高まるかもしれません。自分自身の健康を守るために、意識的にカフェインの取り入れ方を考えていきましょう。
片頭痛を抱える方にとって、カフェインの取り方が大きな影響を及ぼすことがあります。不適切な取り方を避けることで、頭痛の予防や症状の悪化を防ぐことができます。ここでは、その避けた方が良い取り方について詳しく解説します。
夜間のカフェイン摂取を控えることは、特に片頭痛を抱える方にとって重要なポイントです。
カフェインには覚醒作用があるため、夜間に摂取すると寝つきが悪くなり、睡眠の質が低下することがあります。
睡眠不足は片頭痛発作の大きな誘因となるため、夜にカフェインを摂取することは避けるべきです。
研究によれば、睡眠時に十分な休息を取ることが脳の健康にとって非常に重要であり、睡眠不足が慢性的な痛みの引き金となることが多いとされています。
特に片頭痛を持つ方にとっては、良質な睡眠が症状の予防に繋がるため、夜間のカフェイン摂取を控えることが推奨されています。
また、カフェインの半減期は約3〜7時間とされており、夕方や夜に摂取すると、体内に残るカフェインが睡眠に悪影響を与える可能性があります。
特に敏感な方では、小さなカフェイン摂取でも睡眠の妨げになることがあるため注意が必要です。
このような理由から、片頭痛を持つ方や睡眠の質を高めたいと考える方は、夜間のカフェイン摂取を控えることを意識して、健康的な生活を送ることが大切です。昼間の活動を支えるためにカフェインを利用し、夜はリラックスした環境で過ごすことが、心身の健康に大きく寄与するでしょう。
空腹時のカフェイン摂取を避けることも、片頭痛を持つ方にとって重要なポイントです。
空腹時にカフェインを摂取すると、胃に直接刺激を与え、胃酸の分泌が過剰になることがあります。
この状態が続くと、胃部不快感や痛みを引き起こす原因となり、結果的に片頭痛へと繋がる可能性があるのです。
特に、空腹の状態では血糖値が低下しやすく、エネルギー不足を感じることがあります。その際にカフェインを摂取すると、一時的な覚醒感を得られるかもしれませんが、その後にはリバウンド効果として疲労感や頭痛が戻ってくることがあります。
このため、片頭痛を抱える方はカフェインを摂取する際のタイミングに特に配慮が必要です。
カフェインを摂取する際には、食事を摂った後や軽い間食を取った後に行うことが望ましいでしょう。
これにより、胃への負担を軽減し、カフェインの効果をより良く発揮できる環境を整えることができます。自分の体調や生活スタイルに合わせて、食事と一緒にカフェインを摂ることで、片頭痛のリスクを抑えることができるかもしれません。
このように、空腹時のカフェイン摂取を避けることは、片頭痛の予防策として非常に重要です。日常生活の中で、カフェインの取り入れ方を工夫することで、より健康的で快適な生活を実現できるでしょう。
片頭痛を持つ方々にとって、カフェインとの付き合い方を見直すことは有効な対策の一つです。
自分の体調やライフスタイルに合わせてカフェインの取り入れ方を工夫することで、より快適な生活を送ることができるでしょう。
片頭痛を持つ方にとって、ライフスタイルを見直すことは症状の改善に大いに役立ちます。
まず、睡眠習慣を整えることが重要です。規則正しい生活リズムを維持することで、十分な睡眠を確保し、脳の疲労を軽減することができます。
また、ストレス管理も欠かせません。リラックスする時間を持つことで、心身の緊張を和らげ、片頭痛のトリガーとなるストレスを減らすことができるでしょう。
さらに、食事の内容や飲み物の選び方も見直すべきポイントです。栄養バランスの取れた食事を心掛け、過剰なカフェインやアルコールを避けることが効果的です。自分の体に合った生活スタイルを模索することで、片頭痛の頻度を減らし、より快適な日常生活を送る手助けになると思います。自分自身の健康を大切にしながら、必要な改善を進めていきましょう。
片頭痛を持つ方が生活習慣を見直す際には、専門家に相談しながら調整することが非常に重要です。医師や栄養士に自分の症状や生活スタイルについて相談することで、的確なアドバイスを受けることができます。専門家は、個々の体調や嗜好に基づいた具体的な改善点を提案してくれるため、より効果的な対策が見込まれます。
例えば、食事や睡眠の質についての具体的な指導を受けることで、日常生活にどのような変化を加えるべきかが明確になります。また、カフェインの取り入れ方についても専門家に助言を求めることで、自分にとって適切な量やタイミングを見つけることができます。専門家のサポートを受けながら、自分に合った管理法を確立していくことで、より快適な生活を実現できるでしょう。
![]()
こんにちは、毎日もの忘れ外来をしている福岡糟屋郡新宮町の「しろうず脳神経外科」です。
最近、寝ても疲れが取れない」「仕事中に頭がスッキリしない」「肌のくすみが気になる……」
そんなお悩みはありませんか?

当院では、脳の健康維持と全身のアンチエイジングを同時に叶える「高濃度グルタチオン点滴(通称:白玉点滴)」を導入しました。
「美容クリニックのメニューでは?」と思われるかもしれませんが、実は脳外科にとっても、グルタチオンは非常に重要な役割を持っているのです。
グルタチオンは、私たちの体内のすべての細胞に存在する「最強の抗酸化物質」の一つです。
特に、「脳のサビ取り(酸化ストレス除去)」と「解毒」の要として注目されています。
① 強力な抗酸化作用(脳のサビ取り)
脳は酸素消費量が非常に多く、その分「活性酸素(酸化ストレス)」が発生しやすい臓器です。グルタチオンは、この活性酸素を速やかに無害化し、神経細胞がダメージを受けるのを防ぐことで、脳梗塞の再発予防や、加齢による脳細胞の劣化を食い止めます。
② 解毒作用(デトックス)
肝臓や脳内で、不要な老廃物や有害な重金属(アルミニウムや水銀など)、薬物の代謝産物と結合して体外へ排出させます。そうすることで、認知症の原因物質の一つとされる「アミロイドβ」の蓄積を抑える環境作りをサポートします。
③ メラニン抑制作用(美白)
シミの元となるメラニン合成をブロックし、肌を明るくします。これが「白玉点滴」と呼ばれる理由です。
〇脳ドックやMCI検査で、将来のリスクが気になった方
〇慢性的な疲労感があり、頭をシャキッとさせたい方
〇お肌のくすみやシミをケアしつつ、健康も維持したい方
〇お酒を飲む機会が多く、肝臓も労わりたい方
対象: 初めての方、副作用が心配な方
グルタチオン 600mg+ビタミンB12 500μg点滴(15~20分)
推奨頻度: 週に1回 × 4回
価格:5,500円/回(税込)
〇維持・活性期(標準的な推奨量)
対象: 副作用がなく、効果を実感し始めたい方
グルタチオン 1,000mg+ビタミンB12 1,000μg点滴(20~30分)
頻度: 1〜2週に1回
価格:9,900円/回(税込)
点滴にかかる時間は15分〜20分程度です。診察やご家族の診察の待ち時間のついでに、ゆったりとした時間をお過ごしいただけます。
「自分の脳には何が必要か?」
脳外科専門医の視点から、あなたに最適なケアをご提案します。まずは一度、お気軽に当院へご相談ください。
![]()
こんにちは、毎日もの忘れ外来をしている福岡糟屋郡新宮町の「しろうず脳神経外科」です。
みなさんMCI(軽度認知障害)って知っていますか?新しい認知症治療薬が国内で承認され、認知症の一歩手前のMCI(軽度認知障害)に気づくことが大事になってきています。
アルツハイマー型認知症の原因物質であるアミロイドβは、発症の20年も前から脳内に蓄積し始めます。

MRIのVSRADでは海馬の萎縮を診ることができます。しかしこれはすでに起きている萎縮を診ているのであり、将来的に海馬の萎縮が起こることを予測するものではありません。
「MCIスクリーニング検査」では、MRIに写らない脳の初期変化をとらえることができます。
検査方法:血液検査(わずかな血液のみ)
脳内のたんぱく質の働きを解析する、最新のプロテオミクス技術を採用して、将来のリスクをA・B・C・Dの4段階で判定します。
食事の制限はなく、短時間で受けることが可能です。
3週間ほどで結果が届きます。判定結果をお返しするだけではなく、脳外科専門医の視点から生活習慣のアドバイスや予防に関するプランを提案いたします。
検査費用:25,000円(税込)
ご自身が将来、アルツハイマー型認知症になる可能性があるのか。その兆しに早く気づくことは、決して怖いことではありません。
むしろ、これからの人生を自分らしく、健やかに過ごし続けるための「大切なチャンス」を手にすることだと私たちは考えています。
特に、ご家族が認知症を経験されており、「自分も将来、同じようになるのではないか」と人知れず不安を抱えておられる方にこそ、この検査をお勧めします。
脳の健康状態を数値で客観的に把握することで、今のあなたに必要な具体的な対策が見えてきます。
10年後、20年後の自分自身と、大切なご家族の笑顔を守るために。この機会に、ぜひ一度受けてみてください。
お悩みの方は当院へお気軽にご相談ください。
![]()
こんにちは、毎日めまい外来をしている福岡県糟屋郡新宮町の「しろうず脳神経外科」です。
みなさんめまいを起こしたことはありますか?
起きあがろうとした際に目の前がぐるぐる回ったり、歩いていてふらふらしたりしたことはないでしょうか?
めまいが起こる原因はどういったものがあるのでしょうか?
今回めまいについて詳しく解説していきます。

めまいとは、自分自身や周囲が動いていないにも関わらず、バランスを保つ三半規管などの異常によって、動いているような違和感を感じ、平衡感覚を失ってしまった状態をさします。
その種類には下記のようなものがあります。
「目が回る」、「天井がグルグル回っている」などと表現されるめまいのことです。
このようなめまいを自覚した方も多いと思います。
この回転性めまいは、耳が原因であることが多いと言われています。
平衡機能が異常をきたすことで生じます。
身体がふわふわ浮いているような感じや、ユラユラ揺れているような感じ、姿勢を保つのが難しく、まっすぐ歩くことができないめまいを、浮動性(動揺性)めまいといいます。
浮動性めまいの原因としては、中枢性、全身性、薬剤性、心因性の4つがあります。
中枢性のめまいは、浮動性めまいになることが多く、脳の中でも小脳や脳幹に障害が起こることで発症します。
脳梗塞や脳内出血などの病気が原因の可能性があり、激しい頭痛や嘔吐、手足のしびれや脱力感を伴う場合があります。めまいだけでなく、このような症状が出現した時は、一刻も早く病院を受診しましょう。
全身性めまいは、身体全体の問題から発生するものであり、身体の一部分が障害されて起こるものではありません。原因として多いのは自律神経失調症です。また、貧血や発熱が原因で起こる場合もあります。
薬を新しく内服し始めてめまいが生じた人は、薬の副作用による可能性があります。
特に抗生物質や精神安定剤、降圧剤などで症状が出やすいといわれています。
しかし、自身で勝手に判断して自己中断するのではなく、一度医師や薬剤師に相談してみましょう。
耳や脳に特に異常がなく、心因性めまいとなる場合があります。
精神的なストレスや自律神経の乱れが内耳や脳幹の機能に悪影響をもたらして発症すると考えられています。
心因性めまいが長く続くと、うつ症状や自律神経失調症に繋がってしまう場合もあります。
急に目の前が真っ暗になるめまいであり、頭からスーッと血の気がひくような感覚があります。
いわゆる立ちくらみです。起立性調節障害や不整脈などが原因となって生じます。

最も多いめまいの原因として良性発作性頭位めまい症があります。
これは、ベッドから起き上がる時や寝返りを打つ時、背伸びをしたり、下を向いたりした時など、頭の位置が一定方向に変わった時に数秒から数十秒程度起こる回転性めまいのことです。
このめまいを引き起こす原因が耳の三半規管の中に存在する耳石です。耳石は耳石器にくっついて、体の傾きや重力の方向を脳に伝える役割を果たしています。
しかし、この耳石が何らかの衝撃を受けたり、老化して古くなると、耳石器から外れて三半規管に入ってしまいます。三半規管には身体の動きをリンパ液の流れなどで感知して脳に伝える働きがありますが、耳石が入り込むことでリンパ液の流れが乱れてしまいます。
乱れてしまうことで実際の頭の動きとは違う情報が脳に伝わって、めまいが引き起こされてしまうのです。
回転性めまいに加えて耳鳴りや難聴が伴う場合は、メニエール病や突発性難聴などが疑われます。
メニエール病は、内耳を満たしているリンパ液が過剰になって、耳の蝸牛と呼ばれる部分が膨れ上がってしまう内リンパ水腫となることで生じます。
これによって、蝸牛や身体の平衡感覚を司る三半規管の機能が乱れて起こるといわれています。
メニエール病の場合は数秒などでは終わらず、30分以上続きます。
また、耳が詰まった感じや難聴、耳鳴りが同時に引き起こされます。
寝返り体操
仰向けに寝て、10秒間保ち、次に右を向き10秒、正面を向き10秒、左を向き10秒、最後に正面を向き10秒間保ちます。
このように頭を定期的に動かすことで、良性発作性頭位めまい症が繰り返し再発している方は、予防することができます。
自発的に体を動かす平衡機能訓練が有効です。
座ったまま両手にカードをもち、頭を動かさずに眼球だけを動かして交互に左右のカードを見る。
頭を動かさずに、眼球だけの動きのみでゆっくりとカードなど動くものを追視する。
カードなどの目標物を見ながら、頭を前後に曲げる。
ゆっくりと目標物と同じように頭を動かす。
両足で立ち、足を左右に開いて、一直線上に前後になるように一歩足を前に出す練習をする。
目を閉じて体を前後左右へ揺らしてバランスをとる。
このように平衡機能訓練を行うことで平衡機能が鍛えられ、めまいが予防できます。しかし、安全性が得られるように、手すりや介助者についてもらいましょう。
日頃から適度な運動をしている人はめまいになりにくい傾向があります。
運動をすると交感神経が興奮しますが、運動を終えると交感神経の働きは低下していきます。
このようにメリハリをつけてあげることで、乱れていた自律神経が本来のバランスに戻りやすくなるためです。
運動は、ウォーキングやジョギング、水泳、エアロビクス、ヨガなどといった有酸素運動が効果的となります。
中でもヨガは深い腹式呼吸と共に行うため、リラックス効果も高く、自律神経を整えるうえで非常に有効的です。
脳へ行く血流が悪くなってしまうと、めまいが起こりやすくなってしまいます。
そのため水分をしっかり取り、血液の滞りを防ぎましょう。
ふくらはぎをもむことで全身の血液循環が良くなり、脳の血流もスムーズとなります。
寝る1時間ほど前にもむと更に効果的となります。
めまいはストレスを抱えることで発症することが多いです。
心と身体にストレスがたまらないように、適度に発散し、睡眠などもしっかり取りましょう。
最近イヤホンやヘッドホンで音楽を聴いている人が多くなっています。
長時間使用することで、内耳に負担がかかり、めまいや耳鳴り、難聴の原因となってしまいます。
有機溶剤入りの毛染め液はめまいの原因となってしまいます。
毛染め液に含まれるアニリン色素の誘導体は、皮膚からの吸収が高く、一度体内に吸収されてしまうと排泄されにくい性質があります。
そのため、体内にとどまったアニリン色素誘導体が、小脳に蓄積し、めまいや耳鳴り、難聴を引き起こしてしまうのです。毛染めは成分などを確認し、慎重に行いましょう。
めまいは80%が耳からくるめまいと言われています。しかし、小脳梗塞や脳腫瘍、椎骨動脈解離など、中枢性めまいが隠れていることもあります。めまいでお悩みの方はぜひ当院へお気軽にご相談ください。
![]()
こんにちは、毎日頭痛外来をしている福岡県糟屋郡新宮町の「しろうず脳神経外科」です。
なかなか寝つけない、途中で起きてしまう、寝た感じがしないなどの悩みはないでしょうか?
日本の成人の睡眠時間は6時間以上8時間未満の人がおよそ6割を占めており、これが標準的な睡眠時間と考えられています。
睡眠時間は、日の長い季節では短くなり、日の短い季節では長くなるといった変化を示します。
今回は睡眠の質を保つための解説をしていきます。
寝つきが悪く、眠りが浅く何度も目が覚める原因のほとんどが生活習慣の乱れです。
生活習慣が乱れることで体内リズムが崩れてしまうのです。
睡眠時間や睡眠パターンは、年齢によって大きく異なります。
高齢になると若年期と比較して必要な睡眠時間が短くなります。
年齢相応の適切な睡眠時間を目標に、就寝時刻と起床時刻を見直し、寝床で過ごす時間を適正化することが大切です。
また、日中に長時間眠る習慣を作ってしまうと、昼夜の活動・休息のメリハリをなくすことにつながってしまい、夜間の睡眠が浅くなり、不安定になってしまいます。
このように体内リズムが崩れることで寝つきが悪くなってしまいます。
体自体は疲労しているのに眠れない人は、過剰なストレスが原因していることが多いです。
過度なストレスは、自律神経を乱します。
自律神経とは交感神経と副交感神経で成り立っています。
自律神経が乱れることで、交感神経が優位となってしまうのです。
通常睡眠の質を保つには副交感神経が優位となっていなければなりません。
そのため交感神経が優位であることで、眠りたくても眠れない状態になります。

不眠症とは、睡眠が十分に取れない状態が1ヶ月以上続き、起きている間にだるさや集中力が続かなかったり、食欲が出なくなったりと不調が出る病気です。
不眠症のタイプは4つあります。
入眠障害:寝ようとしても寝つくことができない状態
中途覚醒:寝ていても途中で目が覚めてしまう状態
早朝覚醒:朝早くに目覚めてしまう状態
熟眠障害:十分な睡眠をとったはずなのに、熟睡した実感が得られない状態
毎晩寝つくのに1〜2時間かかる(入眠障害)ため、睡眠時間が短くなり、睡眠の満足感が得られない(熟眠障害)など、これらの症状は全く別々のものではありません。
健康的な人は寝つくのにかかる時間が30分以内と言われています。
しかし、寝つくのに30分以上かかれば入眠障害となるのかといえば、そうではありません。
これが持続し、それが原因で日中に眠気を感じたりと、生活に支障が出た場合に入眠障害となります。
うつ病になると9割以上が何らかの不眠症状を伴います。
寝つきが悪く、早朝に目が覚めたり(早朝覚醒)、眠りが浅く途中で何度も目が覚めてしまう(中途覚醒)、熟睡感がない(熟眠障害)などの特徴的な不眠を示します。
睡眠による休養感が得られなくなると、日中の注意力や集中力の低下、頭痛やその他のからだの痛みや消化器系の不調などが現れ、意欲が低下してしまいます。
そのため、この特徴的な睡眠障害を初期のうちに発見して適切に治療しないと、うつ病の悪化を招いてしまいます。このような睡眠障害がみられる方は、病院を受診して相談しましょう。
夜眠ろうとベッドに入った時や、新幹線や飛行機や映画館などでじっとしている時に足のむずむず感や熱感を感じることをレストレッグス症候群といいます。
人口の2〜4%がなっていると言われており、女性が男性の1.5倍となります。
そのため、入眠ができず睡眠障害へとつながってしまいます。
睡眠覚醒は体内時計で調整されています。
夜ふかしや休日の寝坊、寝過ぎは体内時計を見出してしまいます。
休日だからといって、起床時間を変えるのではなく、平日と同じ時刻に起床・就寝する習慣を身につけることが大事となります。
太陽光など強い光には体内時計を調整する働きがあります。光を浴びてから14時間以降に眠気が生じてきます。
早朝に光を浴びると夜寝付く時間が早くなり、朝も早く起きられるようになります。
すなわち早起きすることが早寝につながるのです。
逆に夜に強い照明を浴びすぎると体内時計が崩れて早起きするのが辛くなります。
ほどよい肉体的疲労は心地よい眠りを生み出してくれます。
運動は午前よりも午後に軽く汗ばむ程度の運動をするのがよいでしょう。
激しい運動は刺激によって寝つきを悪くするため逆効果となります。
短期間の集中的な運動よりも、負担にならない程度の有酸素運動を長期間継続することが効果的となります。
適度な運動を習慣づけることは、入眠を促進するだけではなく、中途覚醒を減らすことにもつながります。
一方で就寝直前の激しい運動は入眠を妨げるため、注意が必要となります。
心地よい睡眠を得るためには、睡眠前に副交感神経を活発にすることが大事になります。
寝る1〜2時間前にぬるめのお風呂にゆっくり入り、リラックスする時間をとって心身の緊張をほぐすことで睡眠の質が向上します。
寝酒や喫煙は、そもそも生活習慣病の発病・重症化の危険因子になるとともに、直接睡眠の質を下げるだけでなく、睡眠時無呼吸症候群のリスクを増加させるなど、二次的な睡眠障害の原因となりうるので避けましょう。
寝室や寝床の中の温度や湿度は体温調節の仕組みを通して、寝つきや睡眠の深さに関係してきます。
温度や湿度があまり高いと発汗による体温調節がうまくいかずに、皮膚から熱が逃げていきません。
そのため、内部の温度が下がらないために寝つきが悪くなります。
部屋の温度は20度前後、湿度は40〜70%に保つと睡眠の質が良くなります。
主にカフェインは覚醒作用があり、その作用は3時間程度持続します。
そのため、就寝前3〜4時間以内のカフェイン摂取は、入眠を妨げたり、睡眠を浅くする可能性があります。
また、カフェインには利尿作用もあり、夜中に尿意で目が覚める原因にもなります。
カフェインは、コーヒー、緑茶、紅茶、ココア、栄養・健康ドリンク剤なども多く含まれています。
寝る前は脳を興奮させないことが大事となります。
そのため、夜間は家庭の照明を暗めに調節しましょう。
また、テレビやパソコン、スマホなどを見ることは極力避けましょう。特にベッドに入ってスマホなどを見ると、副交感神経よりも交感神経が優位となってしまい、寝つけなくなってしまいます。
どうしても見る際は画面照度を下げるなどして工夫しましょう。
読書も同様であり、文字を読んで理解することで脳が興奮してしまいます。就寝直前には極力避けましょう。

睡眠は毎日必要であり、睡眠不足は日中の動作に影響していきます。
当院では不眠に関しても相談を受け、適切な処方を心がけています。
不眠でお困りの方はぜひ当院へお気軽にご相談ください。
![]()
こんにちは、毎日頭痛外来をしている福岡県糟屋郡新宮町の「しろうず脳神経外科」です。
みなさんはてんかん発作、けいれん発作って聞いたことありますか?
てんかん発作というと体を小刻みに動かす動作がよく知られていますが、その他にもさまざまな症状があります。
今回は発症年齢や症状、てんかん発作に対する対処法などを詳しく解説していきます。
てんかん発作とは、大脳の電気的な興奮が発生する場所によってさまざまですが、同じ発作が繰り返し起こることが特徴となります。1回のみ起こし、将来起こす可能性が少ないものはけいれん発作と言われます。
年齢、性別、人種の関係なく発病し、子どもだけに起こる病気ではなく、大人になっても発症することがあります。
生涯を通じて1回でも発作を経験する人は人口の約10%、2回以上は約4%、そのうちてんかん発作と診断される人が約1%と言われています。
てんかん発作とは、けいれん発作が通常2回以上確認されることで診断がつきます。
その他画像検査や脳波などで明らかなけいれんの波形を確認することや、けいれん発作を繰り返す確率が高い場合などは、1回でもてんかん発作と診断する場合があります。
乳幼児期から老年期までに幅広く見られ、人口100人のうち0.5〜1人が発症します。
発病年齢は3歳以下が最も多く、成人になると減りますが、60歳を超えた高齢者になると脳血管障害などを原因とするてんかん発作の発病が増加します。

てんかん発作と呼ばれる突然の発作症状を特徴とする病気であり、発作症状は、脳の神経細胞の一部または全体に異常な電気信号の興奮が発生することで引き起こされます。
てんかん発作は、脳のどの部分に異常な興奮が起こっているかによって全般発作と部分発作に分けられます。
全般発作:
名前の通り、脳の広い範囲で過剰な興奮が起こります。
突然意識を失った後にがくがくと体がけいれんする強直間代性けいれんや、全身の力が入らなくなる脱力発作などが見られます。
また、意識がある状態で一瞬、筋肉が収縮してピクッとした動きが起きるミオクロニー発作や、一瞬意識がなくなるが、すぐにまた意識が回復する欠神発作があります。
部分発作:
脳の一部分に過剰な興奮が起こる発作で、部分発作が大脳全体に広がり、全般発作に発展する場合もあります。
症状は脳の興奮する部分によって異なり、光や色が見える、音が聞こえる、片側の手や足がしびれる、無意識に口をもぐもぐさせる(口部自動症)、無意識にふらふらと歩き回るなどがあります。
急激な激しい痛みが起きた場合(急な腹痛など)や、血圧の調節などの自律神経障害がもともとある場合など、何らかのきっかけで脳への血流が急に低下したり、自律神経のバランスがくずれると、意識を失って倒れることがあります。これを失神といいますが、その際、硬直してブルブル震えることがあるため、間代性発作と間違われることがあります。
神経調節性失神でのそのようなブルブル震えるような動きは長い間続くことはありません。
そのため、病院に救急搬送された際にはその動きはみられず、本人もしくは目撃者からの話となり、専門的に強直間代性発作なのか違うのかを判別できないため、鑑別が困難となります。
心因性非てんかん性発作
心理的なプレッシャーが高まって、それに耐えきれなくなった時にてんかん発作とよく似た発作が繰り返し起こることがあります。
意識を失うのみの方もいれば、強直間代性発作のような体全体をがくがくと動かすような発作がみられる方もいます。
心因性非てんかん性発作とてんかん発作の鑑別というのは非常に困難です。
精神疾患があるからといっててんかん発作が起きないとは限らないからです。
また、脳波検査でてんかん波形(棘波)がみられないからといって、てんかん発作ではないとは確定できないため、厳重な様子観察が必要となるケースが多いです。
てんかん発作は自分の意志とは関係なく、突然現れます。
しかし、側頭葉てんかんなど部分発作は特に、一部の人でてんかん発作が起こる直前で、何らかの前兆症状を自覚することがあります。どのような前兆症状が起こるかは人によってさまざまですが、同じ人には毎回同じ症状が見られることが多いです。
どのような前兆症状があるかを紹介します。
身体感覚症状:手足のしびれ(手足がぴりぴりする、感覚がなくなる)、手足が熱い、冷たい、手足を動かせないなどの症状が現れます。
視覚症状:後頭葉てんかんや側頭葉てんかんなどに見られます。何もないところにピカピカ光る点や星型、線、円形などのいろいろな形が見えます。
聴覚症状:機械音のような単純なものから人の声のような複雑なものまで、実際には存在しない音が聞こえることがあります。
その他症状
側頭葉てんかんに多くみられますが、めまいなどの身体動揺感、硫黄や焦げ臭いにおいなどの嗅覚症状、苦味、甘味、酸味などを感じる味覚症状、胃腸の不快感などの内臓の異常感覚、また既視感(一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したかのように強く感じる現象)や未視感(見慣れたはずのものが未知のものに感じられる現象)などの体験性症状などが見られることもあります。
てんかん発作は、前述したように何らかの前兆がみられる場合もありますが、必ずしも全ての人に見られるわけではなく、前兆から発作まで十分な時間があるとも限りません。
てんかん発作が起こると、本人は体の自由がきかなくなり、意識がなくなることもあるため、周囲の人の理解や介助が非常に大切となります。
てんかん発作が起こると突然意識を失ったり、体の自由が効かなくなったりします。
発作そのものが命に関わることはまれですが、発作が起きた場所や状態によっては危険にさらされることもあり、いつ発作が起こるかわからない中での生活は強い不安を感じます。
てんかんと診断された場合、多くは抗てんかん薬などの治療によっててんかん発作の回数を減らしたり、起こらないようにしたりすることができます。
まずは、医師の診察を受けて、処方された薬は、確実に内服するようにしましょう。
時々、眠くなるからや副作用があるからといって、自己判断でやめている人を見ます。
そのように内服に関して不具合がある場合は、医師に相談しましょう。
自己判断で中止することだけは絶対に避けましょう。
また、発作直前に何らかの前兆を自覚する人は、前兆症状を感じたらなるべく早く安全な場所に移動したり、危険なものを遠ざけたりするようにしましょう。
目の前でてんかん発作に遭遇すると、突然のことで動揺してどうしたらよいかわからなくなる人も多いことでしょう。そのため、あらかじめどうしたらよいか知っておく必要があります。
ほとんどのけいれん発作は数分以内に治まることが多く、その後10〜20分以内に意識が回復することが多いです。
発作そのものが命に関わるといったことはまれであるため、発作を起こした場所が危険な場所であれば安全な場所に移動させたり、衣服を緩めたりしましょう。
また、可能であれば何分発作が続いたのか、どのような動きをしていたかなどを観察しましょう。
ただし、けいれんが長く続く場合(5分以上)や、けいれん発作を何回も繰り返す場合はすぐに救急車を呼びましょう。
てんかん発作は周りの人が止めようとして止まるものでないため、体を抑えたり、揺さぶるなどの行為は意味がありません。
また、舌をかまないようにと、口の中にものを詰め込むと窒息する場合があります。
嘔吐をする可能性もあるため、誤嚥しないように頭部を横にむけて見守ってください。
睡眠不足・疲労・ストレスに気を付ける
てんかん発作が起きる原因としては体に負担がかかることです。
そのため、睡眠不足や疲労、ストレスなど体に負担がかかることは極力避け、規則正しい生活を送るよう心がけましょう。
アルコール、薬の飲み忘れ
飲酒が誘因となってけいれん発作が起こることがあります。
禁酒が可能であれば望ましいですが、できない場合は多量飲酒を絶対に避けましょう。
また、薬の飲み忘れがないようにしっかり決まった時間に服用する癖をつけましょう。
運転免許
てんかんがあっても、運転に支障が生じるおそれのあるてんかん発作(最終発作)が2年間ないなどの道路交通法上定められた基準を満たしている場合は、適正な手続きをとれば運転ができます。
てんかん発作は重大な事故につながる恐れがあるため、運転を希望する際は、主治医をよく相談するようにしましょう。
てんかん発作は誰でも起こりうるものです。抗てんかん薬は今様々な種類が開発されています。
上記にあてはまる方や家族・親族でお困りの方はぜひ当院へお気軽にご相談ください。
![]()
こんにちは、毎日頭痛外来をしている福岡県糟屋郡新宮町の「しろうず脳神経外科」です。
後頭部が突然ズキッと痛むことがありません。
それは後頭神経痛かもしれません。今回は後頭神経痛について説明していきます。

症状
・後頭部から側頭部、耳の後ろにかけての領域で発生する。
・一時的にズキッと鋭く走ることが多い。
「針で刺されるような」「電気が走るような」「ビリビリする」と表現される鋭い痛み。
・発作は数秒から数分間持続して、何回も繰り返されることが多い。
・通常は左右どちらか片側にのみ痛みを感じる。
・頭皮や髪を触ることで痛みを誘発することがある。
・夜中も頭痛が起こり、寝ることができないことがある。
原因
後頭神経痛は、後頭部を通る神経が何らかの理由で刺激を受けることで発症します。
後頭神経は大後頭神経、小後頭神経、第3後頭神経に分かれます。
大後頭神経は首の骨から出て、頭の後ろから頭頂部までの感覚を担当します。
小後頭神経は耳の後ろから側頭部(こめかみ)の感覚を、第3後頭神経は首の付け根から耳の下にかけての感覚を担当します。
具体的な原因としては、長時間の不良姿勢(猫背やスマホ首)や筋肉の緊張、ストレスによる影響が挙げられます。また、スポーツや日常生活での怪我、寝違え、首を長時間同じ姿勢で固定することが痛みを引き起こすこともあります。
治療
〇多くの場合は一過性で、数日~数週間で症状が改善します。
〇ロキソニン、イブ、カロナールなどの鎮痛薬が効きにくい場合が多いです。
〇三叉神経痛に使う抗てんかん薬が神経痛に効果がありますが、眠気などの副作用が出ることがあります。
帯状疱疹や椎骨動脈解離など似たように後頭部痛が生じる場合があります。
頭痛が持続する際は当院へお気軽にご相談ください。
![]()
こんにちは、毎日頭痛外来をしている福岡県糟屋郡新宮町の「しろうず脳神経外科」です。
急に後頭部にズキッとした痛みが出たことはありませんか。
後頭部にズキズキとした痛みがある場合、その原因として皮膚、筋肉、血管、または神経のいずれかに関連して発生しています。

筋肉が原因である場合、代表的なものとして緊張型頭痛が挙げられます。
緊張型頭痛は、同じ姿勢を続けるデスクワークやスマートフォンを長時間使う場合に、頭、首、肩から背中にかけて広範囲の筋肉に身体的ストレスがかかることで引き起こされます。
神経が関与する場合には、後頭神経痛や帯状疱疹が主な原因となることがあります。
頭を支える頸部の筋肉の間から3つの後頭神経(大後頭神経・小後頭神経・大耳介神経)が出ています。
長時間のデスクワーク、スマートフォンの操作、精神的なストレス、猫背のような姿勢の悪さが原因で首の筋肉による神経の圧迫で後頭神経がダメージを受けることで痛みが発生します。
水痘・帯状疱疹ウイルスを原因として発症する病気です。
はじめは皮膚がピリピリするような痛みを感じ、時間の経過とともに赤みや水疱(すいほう)などの皮膚症状が現れます。
一瞬のズキッとする頭痛の中には、突然発生する激しい頭痛が存在します。
雷鳴頭痛(らいめいずつう)とも呼ばれ、ズキンズキンとした痛みが一定時間続き、通常の鎮痛剤が効かないことが特徴です。
雷鳴頭痛の原因としては、くも膜下出血や解離性脳動脈瘤などが挙げられます。
後頭部の痛みは、単純な筋肉の疲労から深刻な病状まで多岐にわたる原因によって引き起こされるます。
頭痛が持続する場合や後頭部に激しい痛みがある場合は、適切な診断と治療を受けるために当院までぜひご連絡ください。
![]()
こんにちは、毎日もの忘れ外来をしている福岡県糟屋郡新宮町の「しろうず脳神経外科」です。
夕方になると人が変わったようになってしまう。このような症状でお悩みのご家族も多いのではないでしょうか。
それは夕暮れ症候群かもしれません。
夕暮れ症候群とは、認知症の方が夕方から夜にかけて不安や興奮が強まり、落ち着きがなくなったり徘徊が増えたりする状態を指します。日中は比較的安定していても、時間帯の変化とともに症状が目立つ点が特徴です。

夕暮れ症候群は、認知症の周辺症状(BPSD)の一つで、
発症の正確なメカニズムはまだ解明されていませんが、認知機能の低下、環境の変化、心身の疲労などが複雑に関与していると考えられています。
夕暮れ症候群では、時間帯の変化にともなって心身のバランスが崩れ、次のような症状が現れやすくなります。
夕方になると落ち着いて座っていられず、身体を動かし続けたり、話し方が早くなったりすることがあります。
周囲からは理由なく興奮しているように見えても、本人にとっては不安への自然な反応である場合が多いです。
具体例
夕方になると目的なく歩き回る行動が増えることがあります。
室内だけでなく、外へ出ようとするケースも少なくありません。
具体例
周囲の状況が理解しづらくなり、不安や混乱が強まります。感情の起伏が激しくなり、突然泣いたり怒ったりすることもあります。
具体例
時間や場所の認識が不安定になり、過去の生活習慣に基づいた行動が表れやすくなります。
日照時間の減少による室内の暗さや、夕方の騒がしさ・静けさの変化が不安を助長します。
仕事の帰宅時間や家事をしていた頃の記憶が刺激され、「帰らなければ」という思いが強くなることがあります。
日中の疲れの蓄積や、服用している薬の影響で不安や興奮が強まる場合があります。
夕方前から照明をつけ、室内を明るく保つことで不安を軽減できます。
家具配置はできるだけ変えず、安心できる環境を維持しましょう。
起床・食事・就寝の時間を一定にし、体内時計を安定させることが大切です。午前中の軽い運動も効果的です。
塗り絵や音楽鑑賞など、本人が親しんできた活動は気持ちを落ち着かせる助けになります。
否定せず「そう感じているんですね」と気持ちを受け止め、落ち着いた口調で声をかけましょう。
地域包括支援センターや医療機関に相談することで、適切な支援や助言を受けられます。
●介護する側が疲弊しすぎないよう、周囲の支援を積極的に活用しましょう。
夕暮れ症候群は、認知症の方が夕方から夜にかけて感じる強い不安の表れです。
環境調整や声かけ、生活リズムの工夫によって症状が和らぐこともあります。
症状を和らげるような薬もあります。無理をせず、医療機関や支援サービスと連携しながら、本人にも介護者にもやさしい対応を心がけましょう。お悩みの方は当院までお気軽にご連絡ください。
![]()
「片側の目や口がピクピク動く」「緊張すると止まらない」
このような症状でお困りの方は、片側顔面けいれんの可能性があります。
片側顔面けいれんは命に関わる病気ではありませんが、見た目や日常生活への影響が大きく、強いストレスになることも少なくありません。
当院では、ボトックス注射(ボツリヌス療法)による治療を行っています。
今回は、片側顔面けいれんの原因と、当院で行っているボトックス注射についてわかりやすく解説します。

片側顔面けいれんは、顔の片側だけに症状が出るのが特徴です。
よくみられる症状は次の通りです。
最初は目のまわりだけでも、徐々に口元へ広がることがあります。
多くの場合、原因は脳の中で血管が顔面神経を圧迫していることです。
顔面神経は、表情を動かす神経です。
この神経が血管に長年押されることで、神経が過敏になり、自分の意思とは関係なく筋肉が収縮してしまいます。
👉 ストレスや疲れが「原因」になるわけではありませんが、症状を強く感じやすくする要因にはなります。
片側顔面けいれんは放っておいても大丈夫?
命に関わることはほとんどありませんが、
といった理由で、治療を希望される方が多い病気です。
当院で行っている主な治療が、ボトックス注射(ボツリヌス療法)です。
ボトックスは、筋肉の過剰な動きを一時的に抑える薬です。
けいれんが起きている筋肉に少量注射することで、
といった効果が期待できます。
効果が薄れてきたら、定期的に繰り返し注射を行います。
「まずは症状を楽にしたい」という方にとって、第一選択となる治療法です。
一時的に以下のような症状が出ることがあります。
多くは時間とともに改善します。注射量や部位は、症状を見ながら慎重に調整します。
片側顔面けいれんには、微小血管減圧術という根治を目指す手術もあります。
年齢、症状の強さ、生活背景を考慮して、無理に手術を勧めることはありません。
次のような症状があれば、お気軽に当院までご相談ください。
当院では脳神経外科専門医が診察を行い、必要に応じてMRI検査で原因を確認した上で、ボトックス注射による治療を行っています。
「手術は不安」「まずは楽になりたい」そのような方も、安心してご相談ください。
![]()